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粛清は誤った人間が行えば犯罪だが

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二〇〇三年五月には、イスラエルの二人の主要な人権派弁護士が、アルアクサ第二次・インテイファーダが続いた二〇〇〇年一一月から二〇〇三年四月までの期間にイスラエル国防軍が実行した全ての粛清と全ての暗殺未遂事件の詳細なリストを提供した。粛清は誤った人間が行えば犯罪だが、顧客国によって実施される場合は、正当な自衛行為なのであり、その権限を付与するパートナーと呼ばれるボスのための規範を確立しさえするものなのだ。

公式及び準公式の記録を利用し、イスラエルは一七五件もの粛清を試みー五日に一件の割合であるー二三五人を殺害し、そのうち一五六人が犯罪の容疑者だったことを突きとめた。こう述べるのは非常に辛いが、狙いを定めた講清を一貫して広く実行している政策は、人道に対する犯罪にあたると、弁護士たちは書いた。

当初、この攻撃は国際法違反として非難された。後に、サダム・フセインが一九九〇年八月にお気に入りの友人からおぞましい悪人に変身した後、シラク爆撃への反応も変わった。徹底した規範作りの事例は、一九八一年六月にイラクのオシラク原子炉をイスラェルが爆撃した事件。

多大な喝采を浴びた

ボスの方でも、イスラエルの先例を利用して、ある容疑者をイエメンでミサイルによって暗殺し、たまたま近くに居合わせた五人を道連れにして、多大な喝采を浴びた。この殺害は一〇月の特ダネとしてタイミングを計って実施されたもので、中間選挙直前いう絶好の時期に現職者に脚光を当て、今後に期待できることを味見させるものとなった。
この規範を制定するには、若干の不都合な事実の言い逃れが必要だった。爆撃された施設は、イスラエルが非難した。

このような、プルトニウム製造に適したものではなかった、と彼は結論した。一九八一年の爆撃直後、著名な原子物理学者で当時ハーヴァード大学物理学部長だったリチャード・ウイルソンがオシラクの現場を査察した。かつては(軽)犯罪だったものが、今や立派な規範となり、サダム・フセインの核兵器製造計画を妨害した行為として大いに賞賛されるようになったのだ。

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