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小児科医の減少の理由-仕事がきついので辞めたい人が多い

投稿日:2014年11月17日 更新日:

今、小児科がどんどん消えています。小児科医の全体数は増えています。それなのに小児科が減るといいます。これには理由があります。

問題なのは救急指定病院でも小児科切り捨てが増えていることです。他の医療機関から小児科医を呼ばなければ、子どもの急患は拒否することになってしまいます。アルバイトで当直医を雇えば、一晩、最低でも五〜六万円程度はかかるので、赤字の病院にはとても負担できません。

一方で小児科医はいろいろな病院から呼ばれることになるので、だんだん忙しくなり、週に二度も当直医を務めなければならなくなったりしています。そうなると小児科医の仕事はきついので辞めたいということにもなります。

子ども独特の病気もあるので、風邪でしょう、ではすませられないことがかなりあり、そうした特殊な知識も不可欠なので、小児科医は医者ならだれでもできるというものではありません。子どもの診察にはテクニックが必要で、泣きわめく子どもから症状をヒアリングし、症状を的確に推察するにはかなりの経験が必要です。注射もおとなとはちがう打ち方です。

採算が合わない

また、一番の理由は、採算が合わないということ。病院にとっての一番の収入源は高齢者ですが、それは高齢者の病気には慢性病が多く、継続的に通院することになるからです。多くの病院で小児科は不採算部門です。それに対して、小児科の患者は急な発熱など、そのとき限りの症状であることが多く、リピーター患者とはなりません。

少子化が進み、子どもの患者の絶対数が減っていることも当然、採算性の低下に影響しています。それでも病院が小児科の看板を出す以上は、小児科医を雇いそのための設備も整えなければなりません。昨今、病院は経営が苦しいところが多いので、不採算部門からカットしていくことになり、小児科が最初に切り捨てられるのです。

現在、小児科医を希望する学生の数は減る傾向にあるようです。マスコミなどで、子どもの医療事故が起きるたびに小児科医は患者対応がむずかしい、小児科が減っていると報道されていることもかなり影響しているでしょう。今後、小児科がもっと減少すれば、この傾向に拍車がかかるかもしれません。

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