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政治

既存の社会経済的な特権構造への脅威と見なされるもの破壊する目的

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一九六〇年代初めの戦略の一つは、ネオナチズムに依拠する国家保安体制を敷く国を誕生させることで、そうした国は数の上での多数派が政治に参加するのを防ぐことにより、既存の社会経済的な特権構造への脅威と見なされるものを、破壊することを目的としていた。反抗の成功例はこれまで一般に、何らかの形の暴力によって制圧され、制圧する側は何らリスクを負うことがなかった。

キューバの場合、反抗の成功例が引き起こした反応は、世界を破壊の一歩手前まで近づけた。だが、これは稀有なケースだ。この措置は南北アメリカ大陸各地に抑圧と恐怖という災いをもたらし、現在の政治指導者がレーガン政権にいた時代に中米に到達した。数の上での多数派とは、つまり民衆のことである。米国政府は、議会制民主主義を転覆させた軍事勢力が基本的に民主主義で親米路線であることを認めこれに協力した、とケネディの大使だったリンカン・ゴードンは明らかにした。

ブラジルの軍事クーデタから始まった

災いは、ブラジルの軍事クーデタから始まった。これはケネディ暗殺以前から計画され、暗殺事件直後に実行された。民主的な反乱は、かつて選ばれた中道的ボピュリズムの政府の過度の左翼化を抑止するのに役立ち、現在、政権を握る民主勢力は民間による投資のためには通かに改善された状況を生み出すはずである。拷問者と暗殺者が実際に仕事を手がける傍らで、ゴードンは二〇世紀半ばに自由が勝ち得た最も決定的な勝利を歓迎した。ゴードンはワシントンに打電した。

南米の巨大国としてきわめて有利な立場にあったにもかかわらず、ブラジルは将軍たちによって社会福祉の指数となると、アフリカやアジアの途上国と同じレベルに留めおかれ(栄養不良、乳児死亡率など)、不平等や困窮ぶりでは他に例を見いほどだったが、外国の投資家と国内の特権階級にしてみればそれこそ大成功だったのである。
一九八〇年代には、当時のチリ同様、ブラジルの将軍たちは難破船を喜んで民間に委譲するようになっていた。ゴードンの見解は、ケネディ、ジョンソン両政権に加わった他の主要人物によっても裏付けられた。

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