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社会的優位度を調べる犬のテスト

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犬の社会的優位度テストというものがある。テスト者は犬が仰向けの姿勢をくずさない程度に片手で大の胸を押さえ、大の目をじっと見つめる。犬が目をそらせても、こちらを向くように強制してはならない。テストでは、まず最初にテスト者は床に膝をつき、優しく犬を仰向けにさせる(横向きに寝かせるのではなく、犬の背骨が床にっき、脚が上を向いていることが大切である)。この時点から助手はストップウォッチで測り始める。助手が三〇秒経過を告げたらテストを終了し、子犬をすぐに放してやる。

三〇秒拘束したあいだの大の行動にもとづいて採点をおこなう。テスト者は怖い顔やおどすような表情ではなく、穏やかな表情を保ち、テストが終わるまで静かに黙っていること。大がもがきもせず目もそらし続けた場合、あるいは三〇秒のあいだ激しくもがき続けた場合、あるいは犬が一度でも噛もうとしたりうなったりした場合は一点。犬がもがきはしないが、こちらの目を見返した場合は二点。犬が最初はもがいても次第にあきらめて落ち着いた場合は三点。もがき続けたときは、しるしをつける。全然もがこうとしなかった場合もしるしをつける。

社会的優位度テストの第二

社会的優位度テストの第二は、犬の寛容さを調べるものである。これも服従・作業訓練には重要な性格になる。犬はテスト者と向き合う形になるが、正面ではなくおよそ四五度の角度で斜め前に座らせる。テストではテスト者は膝をつき、自分の前で子犬に座れの姿勢をとらせる。頭の上から始めて、静かに尻尾までなで下ろす。犬が位置についたら、テスト者は片手で優しくゆっくりなでてやる。

同時に大に穏やかに話しかけ、身をかがめて、子犬が紙めようと思ったら舌がとどくぐらいにまで顔を近づける。犬がうなったり、テスト者を噛んだりくわえようとした、身をふりほどいて逃げようとした、などの場合は一点。犬が寝ころがってからテスト者の手を舐めたり、テスト者に跳びついて前足で叩こうとした場合は二点。犬がテスト者のほうにすり寄って顔を舐めたり、もぞもぞ動いてテスト者の手を舐めた場合は三点。

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