雑学

スーツの袖ボタンにあるステッチがある理由

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129という数字は

スーツの袖ボタンにあるステッチがある理由

スーツの袖ボタンにあるステッチがある理由ご存知だろうか。スーツの両袖ボタンの上に縦にステッチが入っているものがあるけど、このステッチはなんなのか?スーツの両袖ボタンの上に縦に入ったステッチの役割だが、それを説明するには今のスーツの原型が生まれたという19世紀末のロンドンにまでさかのぼる。

当時、王族や貴族が着用するスーツはオーダーメード。袖のステッチは本来ボタンホールだったのです。何か軽い仕事をする際、上着の袖をまくれるようにしておけば便利ですから。袖のステッチはボタンホールになっていて、ボタンを外すと袖をまくることができました。これをファッション業界用語で本開きあるいは本切羽と言います、とファッションライターのある人はこう言う。

欧米の高級ホテルのフロントマンは

欧米の高級ホテルのフロントマンは、客が着ているスーツの袖ステッチがミシン縫いか手縫いかを見分け、手縫いならさらに手厚いサービスをして常連客にしようとします(業界関係者)という。銀座の高級クラブのホステスは、袖ボタンが外せるスーツを着ているお客は金持ちと見て、常連にしようとサービスに務めるそうである。実は自分が知らないうちに、手縫いかどうかをチェックされているのである。

今でもスーツのオーダーメードの世界では

工場で縫製する15万円以上のイージーオーダーやパターンオーダーでも、客が袖ボタンを外せるようにしてほしい、と注文すれば、業者はそのようにしてくれます。職人が手がける30万円以上のフルオーダースーツは、客が注文しなくても、袖ボタンを外せるように作ります。これが正式だからです、とある専門家は言う。

今でもスーツのオーダーメードの世界では、袖ステッチはボタンホールに仕立てられ、袖がまくれるようになっている。まず袖ボタンのステッチがあるスーツとないスーツとでは、ステッチがある方が手間がかかっているので、総じて値段は高い。既製品のスーツは袖ステッチがボタンホールになっていない。ステッチはボタンホールの名残なのだ。

スーツの歴史

スーツの歴史

スーツの源流は15、16世紀ヨーロッパのフロックコートだと言われています。農民の農作業着として、機能は全く異なるものの、幅広く用いられてきた当時スタンダードな形でした。

スーツが発祥した場所は英国といわれています。まだその当時農民服であり、今でいう燕尾服の様な作りでした。

スーツというものはビクトリア王朝時代に確立され、1920年代頃に現在のブリティッシュスタイルが確立さてたと言われています。

フロック・コートにホワイトシャツ、 ネクタイ、少し明い色のズボン、ステッキ、シルクハットという紳士服の定番スタイルが完成したようです。

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