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ソフトターゲット-攻撃目標が防備の強固な部分から変化

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その権利とは、社会事業家や労働組合員、体制を支持しない人々、共産主義の過激派と見なされる人々を弾圧することができ誰もが対象になりうる。ケネディ政権は大変な苦心をしてわが国の正規軍を対ゲリラ戦部隊に作りかえ、暗殺部隊の新しい戦略を受け入れ、ラテンアメリカで国家安全保障戦略と呼ばれているものを導入したが、それは外敵に対する防衛政策ではなく、国内の敵と戦う権利を軍部に与える方策である。コロンビア人権擁護常設委員会の高名なアルフレド・バスケス・カリソーサ委員長は、このように書いている。

ヤーボローは共産主義の擁護者とわかっている人々に対する準軍事的な行動や妨害行為やテロ活動を、そのような組織を抱えているなら、直ちに実行するよう助言した。カリソーサの言う大変な苦心は、一九六二年の致命的な決断と一致する。その年にケネデイはウィリアム・ヤーボローの率いる特殊部隊をコロンビアに派遣した。国家安全保障戦略は一九八〇年代に中米に適用された。エルサルヴァドルはアメリカの軍事援助の主要受入国となり、国家テロの脅威が頂点に達した。

対ゲリラ戦理論では、共産主義の擁護者とわかっている人々は、バスケス・カリソーサが列挙した共産主義の擁護者と見なされる人々の範疇に拡大される。ラテンアメリカではそのことが熟知され、主として犠牲になるのが弾圧されて立ち上がろうとする貧しい人々であることも知られている。

ソフト・ターゲットへと変わりつつある

犠牲者はこうした犯罪を簡単に忘れないが、権力者の方は受け入れられない事実をいつものように儀礼的に避けるだけだ。米国議会が人権状況の改善を課して軍事援助と訓練の提供を阻止すると、代行者がその仕事を引き受けた。例えば、アメリカの主要紙はトップ記事でアルカイダの脅威について警告し、攻撃目標が防備の強固な部分からいわゆるソフト・ターゲットへと変わりつつあるとしている。

これを読んですぐに思い出すべきなのは、米国政府が最も権威ある国際機関からテロ戦争をやめるよう命じられた直後に、ニカラグアのソフト・ターゲットへの攻撃を代理の軍隊に公式に命令したことであり、この時メディアがどう反応したかである。

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