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心理学

自然界の求愛者の多くが神経をびりびりさせる

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自然誌研究家のジョージ・シャーラーは、ジャングルの女王をこう表現している。「さかりのついたメスライオンは落ち着きがなく、たびたび姿勢を変えては、オスにしなやかなからだをなすりつける」。

自然界の求愛者の多くが神経をびりびりさせる。ニコ・ティンべルへンが、シギの一種ヨーロッパ・ソリハシセイタカシギのつがいの例を報告している。「オス・メス双方があわただしく、神経質なしぐさで羽をつくろい合う」世界でもっとも優雅な動物キリンも、動をとるときは「落ち着きなく歩きまわる」。

恋にかまけて食欲を忘れる動物たち求愛する動物の多くが食欲を失うーこれもまた、恋する人間の特徴のひとつだ。たとえば、性的に準備の整ったオスのゾウが、さかりのついたメスゾウを見つけると、ほとんど食事をとらなくなる。交尾することと、手に入れたメスゾウをほかのオスから守ることにのみ、意識を集中させるようになるのだ。

求愛行動中のゾウアザラシのオスも

求愛行動中のゾウアザラシのオスも、半分近くまで体重を落とす。三か月におよぶ繁殖期が近づくと、このオスたちはカリフォルニアの海岸に姿を現し、砂浜の陣取りをはじめる。いい場所を勝ち取るために、すさまじいけんかをくり広げる。交尾期のオスゾウは徐々にやつれ、そのあとふたたびオスの独身集団に戻り、体力を回復させるー数か月ほど、食べて、休養をとる。

美食家で知られるオランウータンもまた、食欲を失う。人類の親戚であるオレンジ色のぐうたらなオランウータンは、ボルネオとスマトラのジャングルの樹上で暮らしている。

海岸線の波が、血で赤く染まることもあるくらい。どうしてそんな大騒ぎをするのだろう。なぜなら、やがてメスが到着し、子どもを産むと、ふたたび発情期を迎えるからだーほんの一時だけ。そして砂浜の最高スポットを手にしたオスが、いちばん大きなハーレムを形成し、ありつくことができる。だからオスたちは、自分の陣地からほんの一時間でも離れようとしない。寝食ですら、二の次にされてしまうのである。

-心理学

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