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ファッション

シックなスタイルは瞬く間に人気となり

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悲しいことに、トレンドにも終わりがある。単に寿命がつきたというだけのことだが、年とともに滑稽で誇張された感じになっていく傾向が急激な衰えに拍車をかける部分もある。大社会学者のゲオルグ・ジンメルがかって記している。ある製品が何かのコピー商品だというだけで売れているというと、経済学者はすぐに便乗効果、を口にする。衆の人気を獲得してしまったら、向かう先はひとつ=あとは下るだけ。成熟期ピークに達してしまったトレンドは、引退への坂道を転げ落ち始める。この頃になると若々しさは失われてしまっていて、もはやカッコいいとはみなされない。

ナイト・クラブも然り(ダサい大衆が押し寄せるようになったら、そのクラブはもうホットな存在じゃない)。ファッションも同じなのである(モールに登場した途端に、トレンドは死んだも同然になる)。しかし、逆便乗効果、というのもある。猫も約子もその製品を買うというので、スノップな、消費者は買うのをやめてしまうのだ。逆便乗効果は、ポップ・ミュージックの分野でよく見られるものだ(インデイ系バンドがチャートに登場した瞬間に裏切り者のレッテルを貼られてしまう)。

一九九九年、ドルチェ&ガッバーナ、アルベルタ・フェレッティ、グッチといったデザイナーたちのショーに、ゼブラやポニー、パイソン(ニシキへビ)、ヒョウなどのアニマル・プリントが彩りを添えた。まさか、それがあんなに流行するなんて。ニューヨーク・シティ在住の三〇歳のライセンシング・エグゼクティブ、ジョアンナが言う。

初期のひかえ目な感じは影を潜め

ワイルドだがクリーンでシックなスタイルは瞬く間に人気となり、アニマル・プリントは二〇〇〇年には大衆に広まっていた。ただし、初期のひかえ目な感じは影を潜め、ドラァッグ・クイーンの悪夢にも似たときっさになって。

何世紀もの間ほとんど変わりなかったトレンドのライフ・サイクルが、ここに来てとつじょ加速したのはなぜなのだろうか?トレンドを追いかける大衆は、毛羽立ったゼブラ柄のカウボーイ・ハット、ヒョウ柄のストレッチ・ジーンズ、ターコイズ・ブルーに染めたポニーのフェイクのアームバンドを身に付けた。トレンドに死の合図があるとしたら、まさにその時がやってきたのだった。

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