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宇宙

赤方偏移というのはどこでも起こります

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別にブラックホールなんかにいかなくても、たとえば地球上でも、地球の地面とーここは一三階だから。「一三階とではちょっと重力がちがうわけです。下の方が強く、富士山の上へ行けば力はちょっと弱いです。

その差でも時間のたち方がちがうんです。単に二〇メートルぐらいの落差で時間のたち方がちがうということを実験で確かめられています。ただ、その効果は非常にわずかです。一六桁目ぐらいがちょっと違う程度で、それがブラックホールの近くと遠くで見ると、何倍にもなったり、何万倍にもなったりするわけです。

赤方偏移というのはどこでも起こります。地球の重力でも起こっている。ただ、その効果が際立って大きくなるのは、重力が強い場合です。程度の差です。これはブラックホール独特の性質ではなくて、重力の一般的性質で、それは重力のちがう二点では時間のたち方がちがうということに原因している効果なんです。

赤方偏移とは見え方の問題

赤方偏移とは見え方の問題です。本体は同じ光を出していても、非常に重力の強い所に行ったものを遠くから見ていると、その光はエネルギーの小さい方ーふつうの光で言うと赤い方ということだから、そういうものーになって見えるということです。それは量の大小だけで、本質的には地球上でもそういうことは起こっているんです。際立ってるか際立ってないかだけの話です。

もっとビジュアルに言うと、一秒かかってある人がパッと手を上げておろしたとする。そこにいる人は一秒でやったつもりなんです。それを遠くから見ていると、彼は一分かかってフワーッとやったように見えるわけです。赤方偏移というのは、光の波長が伸びるとか、光のエネルギーが小さくなることです。重力の強い所での時間のたち方が、遠くから見ているとのろく見えるというのもこの効果の一つの例です。

光の波長がかわるという言い方に合わせて言うと、どういう原子がどういう光を出すかというのは、原子のまわりを電子がまわる、そういう周期で決まっているものですから、原子のまわりを電子がまわる運動を遠くから見ていると、実にゆっくりまわるわけです。

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