雑学

世界遺産っていったい誰が決めるの?

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世界遺産っていったい誰が決めるの?

世界遺産っていったい誰が決めるのかご存知だろうか。私達が住む世界には、人類が地球に残した偉大な文明の証明とも言えるような壮麗な遺跡や、文化的価値の高い建造物、さらには貴重な美しい自然環境が点在している。この人類に共通する財産を後世に継承していくために採択されたのが世界遺産条約である。

この条約は一九七二年にユネスコ総会によって採択され、それにともない世界遺産と呼ぶにふさわしい物件を登録していくことが決まった。

現在登録されている世界遺産は

現在登録されている世界遺産は

現在登録されている世界遺産は一〇〇〇件ほどあり、日本では世界最古の木造建築物として知られる奈良県の法隆寺、そして原子力爆弾の被害を象徴する原爆ドームなどが、世界遺産に登録されている。ところで、ユネスコ世界遺産にはどのように登録されるのだろうか。

それにはまず世界遺産条約の締約国が、自国の自然遺産や文化遺産のなかから、顕著な価値をもつ物件を世界遺産委員会に推薦することから始まり、最終的な決定権をもつのは世界遺産委員会である。

文化遺産・自然遺産に共通する世界遺産への登録手順は?

文化遺産・自然遺産に共通する世界遺産への登録手順は、日本の場合、関係する自治体の同意を得て、外務省、環境省、林野庁、文化庁、国土交通省、内閣府の委員で構成される世界遺産条約関係省庁連絡会議で決定し、毎年七月一日までにユネスコ本部に世界遺産リストへの登録を希望する物件を推薦するのだ。

世界遺産への登録に際しての事前調査は、自然遺産については専門家が現地に派遣され、厳格な現地調査を含む評価報告書が作成されるのである。

この報告書をもとに

世界遺産委員会ビューロー会議が

そしてこの報告書をもとに、世界遺産委員会ビューロー会議が自然遺産の登録基準への適合性や保護管理体制について厳しい審査をおこなう。

そして世界遺産に登録されると、各締約国が拠出した世界遺産基金から必要に応じて保全に対する国際援助が行われる。それゆえ現在でも世界各地で世界遺産への登録を申請する国々が増えている。

色々な世界遺産を巡ってみたい

海外旅行って常に行きたいもの。「次の旅行先はどこにしよう…。」なんて考えるのってとてもわくわくするもの。一度は色々な世界遺産を巡ってみたいものだ。

日本では1993年12月、法隆寺地域の仏教建造物)、姫路城が国内で最初の世界文化遺産に同時登録されたことがある。ちなみに、2017年7月9日に、宗像・沖ノ島と関連遺産群がポーランドで開催されたユネスコ世界遺産委員会で、正式に世界文化遺産として登録されたようだ。

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