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理由付けの意味をしっかりと理解しておく

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理由づけというのは、根拠としてあげられた事実をどのようにとらえるか、という判断、そしてその判断基準、評価基準のことです。判断基準、評価基準として何が用いられるのでしょうか。例で確認してみましょう。あなたが会社の建物の中にいて、空模様はどうかなと外を見ると、地面が濡れていました。あなたは同僚にどのように伝えますか?

人はできるだけ経済的に行動しようとするものです。省略できることは省略し、効率的に伝えることは大切です。そのためには、例のように、当然と思えることは省いてしまったほうがよいのです。「外が濡れている、雨が降ったみたいだよ」ではないでしょうか。「外が濡れている」が根拠となる事実、「雨が降ったみたいだ」というのが主張です。外が濡れていると、どうして「雨が降ったみたいだ」と言えるのでしょうか。これまでの経験則、因果関係に基づく判断が働いていたはずです。

回りくどく理由づけは言いません

しかし、ふだんの会話で、それをいちいち次のように言わないでしょう。「外が濡れている、こういう場合、私のこれまでの経験からして、雨が降ると地面は濡れるもので、今濡れているということはその原因は雨だろうと推測できる。したがって雨が降ったと考えられます」「聞き手も同じような判断を下す」と思えば、事実をあげ、結論を述べるにとどめます。回りくどく理由づけは言いません。

ふだんは、理由づけはほとんど表わされないのです。なぜ、理由づけは言語化されないのでしょう。それは、自動的に処理されるからです。経験的にわかっていることは、言葉にしなくてもわかります。なので、根拠となる事実と主張の関係は説明されることなく処理されたのです。それは、常識であったり、ルールであったり、それまでの経験則であったりします。では、理由づけはどのように表わされる、つまり言語化されるのでしょうか。ふだんの会話では、ほとんど省略されてしまいます。省略は意図的というより、無意識のうちにです。

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