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アメリカ合衆国陸軍の訓練に参加していたある人

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一九六〇年頃、ある人はケンタッキー州フォート・ノックスでアメリカ合衆国陸軍の訓練に参加していた。そのとき、おもに私が犬好きなところから、基地に近い田園地帯に住む人たちと知り合いになった。私は赤い狩猟用の上着に磨きあげた長靴姿の男たちが、よく手入れされた馬に乗り、血気にはやる猟犬の群れを従える場面を想像していた。そのうちのひとりが、真冬の金曜日の夕方から開かれるキツネ狩りに私を誘った。

狩りを率いるのはみんながタイラー爺さんと呼ぶ老人だった。犬たちは狩猟の団長が吹く哀調をおびたラッパの合図で一斉に走り出すのだ。ところが実際はまるでちがっていた。数人が猟犬(ほとんどがつがいだった)を提供して群れが組まれていた。群れの主役はレッドボーン・ハウンドのハミルトンで、地元では山ネコを見つけて木の上に追い上げる腕前で名を馳せていた。

鋭く吠えて引き綱を引っ張り始めた

そのうちの四頭ほどは間違いなくフォックスハウンドだったが、ブルーチック・ハウンドのつがいに、ビーグル犬のつがい、ブラッドハウンドに、ブラック・アンド・タンが混じったどうやらクーンハウンドらしき犬、ハウンドのようだが見たこともない猟犬の雑種らしい一組も混じっていた。犬の数は総勢一ダースを越えた。途中で犬の群れが匂いを嗅ぎつけ、鋭く吠えて引き綱を引っ張り始めた。狩りは徒歩で始まり、キツネが悪さをするらしい山の中腹へと男たちが犬を連れていった。

夕闇の中で綱を解かれると、群れは激しい叫び声をあげながら矢のように走り出した。二〇分ほどして、私は高い山の中腹で男たちと雪かきをしたあと、赤々と燃える楚き火を囲んでいた。六人の男と私は巫って、タイラー爺さんが金属製のマグカップにバーボンを注くのを眺めていた。犬たちは人間の指図なしに猟を続けている。ときおり誰かがぼそっと話し始める。そういえば昔、こんなことが。私たちはウィスキーをちびりちびりとやり、煙草をふかし、闇の中から聞こえてくる猟犬の声に耳を傾けた。しかし、その夜、しじまを破るのは遠くで獲物を見つけたと吠える猟犬の声ばかり。それに火の中で木のはぜる音がときおり混じりあうのだった。

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