雑学

レジにて割引のカラクリ-何故最初から値引きしないのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

レジにて割引のカラクリ-何故最初から値引きしないのか?

買い物に来ていた客たちは急に購買意欲をそそられた様子であった。スーパーに買い物などめったに出かけないのではあるが、先日たまたま行ったとき、店内に、ただいまから激安価格の商品を、レジにてさらに20%引きにしますという放送が流れた。最初から値下げしておけばいいものを、なぜレジにて、なのか。

スーパーの担当者に聞いた。ああ、アレですか。アレには2パターンあるんですと言って話した内容は次のようなものだった。

1つ目は小売業にとって即効性のある薬のようなものだ。例えばあと3日しかない、となると特売をチラシでふれまわる時間がない。そこで、週に2~3回来店する客を対象にレジで20%引きと告知するのである。

担当者が続ける。月末などにあといくら売り上げが足りない、という場合にやるのです。店内で20%引きと知れば、購買意欲が高まるのも当然だ。固定客は店にある商品が前日までたかを知っており、翌日に高い値段になることもわきまえている。店によってはチラシで告知せずに20%引きのセールを打つところもあるという。

2つ目は値下げすることを前々から決めており、値下げの臨場感を演出するため、折り込みのチラシでは告知せず、店内放送だけでやるものだ。

それらの値引き商品は果たしてお買い得なの?

では、それらの値引き商品、果たしてお買い得なのか?チラシに入っているレジにて20%引きなどというイベントは最初から店が計画しているもの。キッチリと利益が得られるようになっている商品が多いのだという。別に在庫をさばくためにやるものではないので、必要なものがあればこの時期に買っておくと出費が抑えられる。

すべての商品が対象になるわけではありませんが、せいぜい1日か2日のイベントですからメリットは大きいと思いますと担当者。モノが売れない時代は手の込んだ販促をしないと消費者は動かないということか。

単純に価格表示してある札を取り替えるのが面倒だから、会計時に値引きするだけのこともあり、はっきり言わないと忘れる店員もいるようだ。

ちなみに、ほとんどのスーパーで、閉店間際になると、生鮮食品やお惣菜、弁当など足の早い食品は、値引きシールが貼られて、大幅に安くなるが、すぐになくなってしまうので、狙うのは難しい。

スーパーの半額のシールを狙うには、特売日と、特売日のチラシをうった翌日の早朝が狙い目となるようだ。朝から45分後に30%割引きシールを張り始めるようなスーパーがけっこうあるのである。覚えておこう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加