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コミュニケーション

レオナルドダヴィンチのモナリザに学ぶポーズ

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モナ・リザの絵を思い出してください。目を顔から下に移します。髪が豊かに肩から背中にかかり、肌の色は肉づきのよさそうな胸につづいています。それが黒っぽい衣装で、横にほとんど直線に近いような線で区切られようとするところに、ほんの少し乳房と乳房の谷間の線が描かれています。

谷間の線を基準にして考えますと、顔がもう少し右を向いていなくてはいけないような気がします。この絵の下書き、あるいは一番はじめに描いた時はエリザベッタ夫人の顔は、横向きではなかったのではあるまいかと推測する人があるのも無理からぬことです。多くの美術研究家が指摘するように、この首から上の方向と、谷間の線との方向が、ほんの僅かですが、ズレているような感じがします。しかし、このことは、このモナ・リザの絵の価値を決定的に下落させる要素になるほどのことではありません。

ダ・ヴィンチもずいぶん苦労したはず

この絵全体の中心を占めるモナ・リザの胸のあたりは黒ずみ過ぎ、豊かな胸のふくらみを包んでいたと思われる衣製のバストのあたりは、ひだのかすかな折りたたみを残して分明はではありません。それを補うかのように、ゆったりと置いた左手を包む衣装の袖が、ゆるやかに流れています。現代となって残念なのは、この絵が長い間にひび割れしたり、光沢ニスを上塗りされたために、段々と色が変わってきて、原画が恐らく持っていたであろう伸びやかさが、かなり失われてしまっていることです。

この左手の線は、エリザベッタ夫人が、体を後ろにそらせていないし、さりとて前かがみにもなっていないことを示しています。それでいてしかもこの左手には無理な力は入っておらず、非常に楽な状態に置かれています。これだけのポーズは、とるほうのエリザベッタ夫人も、とらせるほうのダ・ヴィンチも、ずいぶん苦労したことと思います。しかしこの絵から、コミュニケーションにおける表情の作り方など、色々なことが学べるのです。

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