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心理学

恋愛関係へと発展するまではあれこれ目移りするが

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恋愛関係へと発展するまでは、あれこれ目移りすることもあるだろう。あの人がいいかと思えば、やっばりこちらがいい、というぐあいに。それでもやがてあなたはただひとりの人に注意を向けるようになる。エミリー・ディキンソンがこのプライベートな世界のことを、「あなたの王国」とよんでいる。

愛する人が、新鮮で、唯一の、なにより大切な存在となる。ある女性にぞっこんになった男性がこう語っている。「世界がすっかり変わってしまった。新しい世界の中心ができたんだ。その中心にいるのはマリリンだった」。シェークスピアが描いたロミオが、その感情をもっと簡潔に表現している。

恋人にかかわるすべてのものが愛おしい愛に取り憑かれた人は、ほとんど愛する人のことしか目に入らないものだ。その集中力たるやすさまじく、仕事、家族、友人をふくめた周囲のありとあらゆるものに迷惑をかけてしまうことも多い。同時に複数の相手に恋愛感情を抱くことはない恋に落ちると、まずは意識が大きく変化する。あなたの「愛する対象」が、心理学者曰く「特別な意味」を持つようになる。

恋人と会えなくてもほかの人とはデートしない

この現象は、人間には一度に複数の相手に恋愛感情を抱く能力がないという点と関係している。アンケートでも、七九パーセントの男性と八七パーセントの女性が、恋人と会えなくてもほかの人とはデートしないと答えている。

スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットは、この現象を「ごくふつうの男の身にも起きる異常な集中状態」とよんだ。この高い集中度こそが、恋愛の中心的な特徴である。調も女も恋に夢中になると、相手に関連するありとあらゆる出来事や歌、手紙、そして細々としたことにも意識を集中させるようになる。

あるアンケートで、回答者の男性七三パーセントと女性八五パーセントが、たとえささいなことでも、愛する人がいったことやしたことはよくおぼえていると答えている。そして八三パーセントの男性と九パーセントの女性が、恋人を思い浮かべながら、そうした大切なひとときを頭のなかで再生させている。

-心理学

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