雑学

落石注意の標識はいったい何を注意すればいいのだろうか?

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冬の寒候期予報に関しては

落石注意の標識はいったい何を注意すればいいのだろうか?

落石注意の標識はいったい何を注意すればいいのだろうか。山道などを走行していると、目にする「落石注意」の黄色い標識。しかし、落石を避けながら運転するのは容易ではありません。

落石注意の標識は、上から医師が落ちてくるから気を付けろと言っているのか、この先に落ちてきた石があるから注意しろと警告しているのか、はたしてどちらなのだろうか?

国交省道路局企画課に問い合わせた。落石の恐れのある場所なので注意をするように、とまでは明文化されていますが、落ちてくる石に注意か、落ちて路上に散乱している石に注意かまでは、整理されていません。

対応した担当者はう〜んとしばし沈黙

対応した担当者はう〜んとしばし沈黙。私どもとしてもこちらの方です、と明確にはお答えしかねますと、困惑していた。

警察庁に聞いてみた。警察庁によれば、案内標識と警戒標識は道路管理者が、駐停車禁止などの規制標識と指示標識を主に公安委員会が管理しているという。

ひと口に道路標識といっても、案内標識、警戒標識、規制標識、指示標識の4種類があるようだ。国や地方自治体の道路管理者の管轄ですので、国土交通省にお問い合わせ下さい。その標識は警戒標識に区分され、公安委員会の管轄ではありません(警察庁広報室)との答え。

どんな場所に標識が立てられているのか

では、どんな場所にこの標識は立てられているのだろうか。谷側の車線が上り勾配で追い越し車線などがあり、山側よりも幅員が広い場所の場合、谷側にも標識があるのだろうか。たとえ落石があっても、その影響が少ないと思われるところには、立てない場合もあります(国交省道路局企画課)。

岩盤崩壊と落石の違いは

岩盤崩壊と落石の違いは、社団法人日本道路協会の落石対策便覧によると、落石とは個数で表現できる少量のものをいい、岩盤崩壊は体積で表現される大量のものをいうとか。

いずれにしても、どちらも天災で、やはりこの標識を見かけた時は上方と前方を注意しながら、素早く走り抜けるしかなさそうだ。

落石は毎年多発している土砂災害のひとつで、一般的な分類では岩盤崩壊と共に広義の崩壊に分類されている。道路法令では、設置場所は落石のおそれがあるため、道路交通上注意の必要があると認められる地点の手前30メートルから200メートルまでの地点における左側の路端とされているようだ。

この先に路側より落石のおそれがあるため車両の運転上注意が必要であることを指すのが一般的な見解ではあるとは思いますが。実際に落石があった場合はどのように回避すればよいのでしょうかね。

クルマを止めて景色を眺めたりするのは、この標識がある箇所ではやめておきましょう。

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