雑学

プロ野球でグローブで口元を隠して会話する理由や起源

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野球のバッティングと似ていて

プロ野球でグローブで口元を隠して会話する理由や起源をご存知だろうか。プロ野球選手は、よく口元を隠して会話をしているが、選手がグラブで口元を隠して会話するのは読唇術でサインや作戦が相手チームにバレないようにするためだ。

一体いつ頃から始まったものなのだろうか?昔は堂々としゃべっていたような気がするのだが、プロ野球中継ではピンチを迎えた投手のもとに捕手が駆け寄って会話する場面をよく目にする。そんな時、必ずと言っていいほど選手はグラブで口元を隠している。

選手はグラブで口元を隠している

野球の本場・メジャーリーグでも

野球の本場・メジャーリーグでも、選手は口元を隠しながら会話している。それでも、相手チームが選手の頸動脈を見て血管の動きからどの選手が話しているかを把握し、守備隊形や作戦を見破るケースもあるというからビックリ。野球はアタマ対アタマ、のスポーツでもあるのだ。

会話で相手にサインを盗まれるのは本末転倒だから、グラブで口元を隠すようになったのでしょう、とあるプロ野球関係者は言います。

投手と捕手がお互いのグラブに乱数表を張り、その表に基づいて球種を決めていたのです。ただ、あまりにもサインが複雑だったため、投手と捕手が直接話してサインを確認するケースが増えました。

投手と捕手が直接話してサインを確認するケースが増えました

1980年代から広まったという説が有力

当時のプロ野球はサイン盗みが横行していました。その対抗策としてバッテリー間では乱数表が使われた。口元隠しの起源はハッキリしないが、1980年代から広まったという説が有力だ。

「名捕手と言われている森祇晶さんや野村克也さんも当時は隠していなかった。捕手がマウンドに来てサインを確認するときも、気にせずにそのまま話していましたよ。

捕手がマウンドに来てサインを確認するときも

グラブで口元を隠しながら話すことはなかった

私が現役の頃はグラブで口元を隠しながら話すことはなかったですね」。あるベテランのプロ野球評論家がこう解説する。

結局、乱数表はバッテリーのサインのやりとりに時間がかかりすぎて試合が長引くという理由で使用を禁止された。そのときの名残が現在でもあるというわけだ。プロ野球では、知らないところで、かなり色々な駆け引きがされているようである。

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