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ファッション

プロトコールマナーをわきまえたフランス人たち

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上品なおしゃれの極意もオケージョンやプロトコールをわきまえることだと思う。着こなしで、その人の品性や知性まであらわれることが往々にしてあるのだから。プロトコールとは、平たく言えばものごとがスムーズに運ぶための順列や順番を決めた約束事。サミット(先進国首脳会談)だって、首相であるブレア氏やシュレーダー氏は大統領であるシラク氏やブッシュ氏より上席で写真におさまることはありえない。

以前、日本社会党委員長(当時)がパリのエリゼ宮(大統領官邸)でシラク大統領に面談を申しこんだところ、にべもなくことわられた。男女をうまく配分して座らせるのはパーティーを楽しくするために当然考慮されるべきこと。つねにレディーファーストのこの国では、女性のあつかいを間違えては恥知らずとののしられる。冒頭の席順は難問だ。日本と同様、フランスの官僚は絶大な権限を有しているエリート中のエリートだ。同時にフランスでは、学歴はなくても年長者を敬う社会慣習がある。

プロトコールは社会にクラスが存在するから必要

今度の日曜日に、ブーローニュの森のバガテルで身内だけの気のおけないランチをするんだけど、来ないか?ある人が古くからの友人であるジャン・ニコラから誘いを受けた。こんなとき、どんな服装で行くのが適当なのか。家族だけの食事を森の中の屋外レストランで、とくると日本のビアガーデンを想像したら大はずれ。男性は絶対にジャケット着用だし、女性もドレスが望ましい。それでいて野外のランチだから、くつろいだ雰囲気も忘れてはならない。

プロトコールは社会にクラスが存在するから必要になるわけで、言葉づかいも当然、尊敬語や謙譲語が発達する。自分は誰に向かって話をしているのか、その人の前に出たらどうふるまわなければならないのか、さらにその場に適切な言葉を選ぶ習慣を身につけているかどうか、そして服装の選択にも自然と気を配るようになる。いろいろと思い悩まなければならないほど、絶妙なバランス感覚が求められる。しかしこのようなまどろっこしい伝統的なプロトコールを守ることで、どうにかこうにかフランス的な文化も継承することができている。

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