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プロパガンダ成功から進歩的民主主義の理論家が生まれた

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現代の思想統制のシステムーかつては率直にプロパガンダと呼ばれたが、この言葉は全体主義を連想させるため使われなくなったのは、自由社会の多くにその起源を見出せはずだ。世論の操作が政府の基盤だという認識は、非常的な考え方から全く自由なものまで幅があり、少なくともデーヴィッド・ヒュームまで遡るが、そこには留保を加える必要がある。鞭によって服従させられない自由な社会の方が、世論操作が遥かに重要になるということだ。現代史の大部分は、誰がどのように意思決定するかを巡るこうした争いを反映しているのである。

前資本主義的な世界観をもつマディソンは、権力を行使することになるものの道理をわきまえた政治家と善意の哲学マディソンは、自分が考案した細分化システムのもとであれば弊害回避できるだろうと期待した。後にマディソンは、人生のいかなる困難にもめげず労働に勤しみ、利益をより公平に分配してほしいと密かに嘆く人々が増えれば難題が生じると危惧するようになった。者が、自国の真の公益を見分け、民主主義的な大多数の人々のもたらす害から国益を守ると信じていた。

ほぼ全世界の思想を統制しようと企てた

リップマンやエドワード・バーネイズなど広報委員会の主要メンバーは、こうした思想統制の成果をかなり露骨に利用し、バーネイズはそれを合意を形成するための工作であり、民主主義的なプロセスのまさに神髄だと言った。
この委員会によるプロパガンダの成功から、進歩的民主主義の理論家や現代の広報産業が生まれた。イギリスは世界に先駆けて情報省を創設し、ほぼ全世界の思想を統制しようと企てた。ウィルソン大統領もまもなく広報委員会を作りそれに続いた。

先駆者たちの手法はとりわけ重要な意味をもっていた、とランダル・マーリンがプロパガンダの歴史に関する著書の中で述べている。プロパガンダという用語は、一九二二年にブリタニカ百科事典に記載され、社会科学百科事典はその一〇年後に、ハロルド・ラスウェルが世論操作の新しい手法を学術的に裏付けたのを受けて、やはりこの言葉を記載するようになった。

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