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環境問題

ポストハーベスト農薬などの問題

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ブロッコリー自体が外国から伝来した野菜で、昔はありませんでした。それでも日本で栽培するものは、ちょうど菜の花の咲く少し前に、八百屋さんの店先に短期間だけ並んだものでした。まだ日光が弱いときに育つので、とても柔らかく、菜の花とおなじように春の訪れを告げる野菜でした。けれども今では一年中ブロッコリーは出回っています。

ブロッコリーはほとんどがアメリカから来ます。砕いた氷詰めできますが、氷から出してもいつまでも青々としています。国産のブロッコリーは二、三日で黄色くなってしまいます。輸入ブロッコリーには、緑色を保つような農薬がかけられているのです。このように収穫後にかける農薬のことを、ポストハーベスト農薬といいますが、輸入品では特にこの農薬が問題です。

季節感がなくなると同時に、あのやわらかいブロッコリー独特の味わいもなくなってしまったように思われます。しいたけこのほかにタマネギ、ニンニク、キャベツ、椎昔、ニンジン、ショウガ、トマト、キヌサヤ、グリーンアスパラガス、ゴボウ、ホウレンソウ、ニラ、サトイモ、レンコンなどが輸入されています。

自分たちの国で安全につくられたものを

自分たちの国で安全につくられたものを、旬の時だけ食べるのが豊かな食生活だと思いますが、そのほうが今では贅沢になってしまったのでしょうか。レンコンは泥付きでは輸入できません。泥の中にはいろいろな微生物がいるので、それらが外国から持ち込まれるのを防ぐために、輸入が禁止されているのです。そこで、レンコンはいったん洗って、泥を落として輸入し、日本でふたたび泥をつけていかにも日本産のように見せかけて売るのだそうです。

ホウレンソウなど、葉を食べる野菜は早春までにしなさい、虫が出るようになると殺虫剤をかけるから、と母に教えられました。今の、茎の細い虫の食っていないホウレンソウは中国で一年中栽培されて、日本に輸入されます。中国産の冷凍ホウレンソウから高い濃度の残留農薬が見つかり、回収されるという騒ぎがありました。

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