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医療

インフルエンザワクチンの製造方法

投稿日:2018年8月10日 更新日:

日本国内ではインフルエンザの流行は、初冬から春にかけて起こることが多いです。理由はインフルエンザウイルスが乾燥した時期を好むからです。

インフルエンザが流行してしまうと大変ですので、あらかじめ流行前に接種する必要があります。薬剤で処理されたウイルスの一部が原料になっているウイルスを接種します。

どのようなウイルスが流行するのかを予測する必要があります。インフルエンザウイルスは遺伝子がRNAでできているために変異しやすいためです。

インフルエンザウイルスは、毎年その「抗原性」という、いわゆる免疫のもとになるものを変化させながら流行しています。

そこで、ワクチンを準備する際には、界中でどのようなウイルスが流行しているのかを分析して、国内での流行状況を踏まえて5-6月ころに次のシーズンのワクチン株が決定されます。

次の年の流行予測のために、北半球用と南半球用にどのウイルス株がワクチンとして最適かを判断し、年に2回、推奨株が決定されます。

世界中で分離されるウイルスを解析

世界中で分離されるウイルスを解析し、日本国内でWHOの推奨に基づきつつ、推奨株が決定されます。世界保健機構(WHO)のネットワークで情報を共有しているので、最適なワクチンを用意できます。

これらのワクチンは、体内に侵入したウイルスによる発症や重症化を抑えます。決定された株をもとに、B型からーつ、H3N2亜型からーつ、A型のH1N1亜型からーつの3つの株が混合されたワクチン(3価ワクチン)が使われています。

インフルエンザウイルスが細胞に感染するときに、その宿主となるヘマグルチニン(HA)分子に結合して感染を阻止する抗体を誘導する役割を果たします。

こういったことが毎年行われています。インフルエンザワクチンはずっと同じだと思っていた方は多いと思いますが、実は、こういったように、毎年毎年、世界保健機構のネットワークで情報を共有して、次のシーズンのワクチン株が決定されているのです。

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