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子宮頚がんの放射線治療や生存率

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子宮頚がんは、日本では手術ができないⅢ期やⅣ期の患者さんだけが放射線治療に紹介されてくるのが通常である。治療成績は当然、進行状態により異なる。

子宮頚がんの五年生存率は、Ⅰ期が九〇%、Ⅱ期が七〇%、Ⅲ期が五〇%、Ⅳ期が二〇%である日本では七〇~八〇%が手術療法が選択されている。

子宮頚がんは、欧米先進諸国では、Ⅰ期とⅡ期の治療法は、七〇~八〇%は放射線治療が選択されている。欧米では、Ⅰ期でもⅡ期でも放射線治療が中心的な治療法となっている。

放射線治療の古い歴史を持つ手術療法と比較して、治療成績が変わらない。膀胱や直腸にまで及んだⅣ期では手術しても完全に切除することはできない。

進行し骨盤壁までがんが進展したⅢ期、Ⅳ期では、放射線治療以外は根治する方法がない。Ⅲ期の五年生存率は手術療法では〇%、放射線治療では五〇%ということになる。

手術できない子宮頚がんのⅢ期でも約五〇%の患者さんは放射線治療で治癒できる。稀に子宮頚がんのⅠ期やⅡ期でも放射線治療に紹介されてくることもある。

子宮頚がんのⅠ期やⅡ期で放射線治療に紹介されるのは、糖尿病などの合併症のため手術が無理な患者さんや、肥満者や高齢者が圧倒的に多い。

子宮頚がんで最も一般的な障害は

子宮頚がんで最も一般的な障害は、放射線治療後半年から二年後に生じる直腸出血である。2~3%の患者さんは直腸出血が持続し人工鵬野造設することを余儀なくされる。

しかし幸いなことに、多くは一過性の出血ですみ、数力月の経過で改善することが多い。子宮頚部のすぐ後方にある直腸前壁にも放射線が大量に照射されると、多かれ少なかれ腸管への照射は避けられない。

腸の粘膜は放射線に対して弱いため、副作用が生じることがある。放射線治療は、体外から外部照射し、その後に腔内照射を追加する。

放射線治療で治っても数パーセントの障害が出ることがある。骨盤内のリンパ節に転移することも想定している。

腔内照射は、子宮腔内と腔内に小線源を入れ、体内から照射する方法。ただ、日本では手術に支障がない限り外科的切除術が行われるのが一般的である。

腔内照射は子宮頚部に多くの放射線を照射することができる。子宮頚がんのⅡ期は子宮頚部を越えて進展したものであるが、手術が可能である。

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