医療

米国では男性の前立腺がんは患者数も死亡者数もトップ

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米国では男性のがんのうち、前立腺がんは患者数も死亡者数もトップである。前立腺がんの発生頻度は年々増加し、この二〇年間で三倍となっている。

前立腺がんは、年間二〇万人が羅患し、男性のがんの約三〇%を占めている。早期のがんでは放射線治療が有効である。前立腺がんは、比較的ゆっくりした進行をたどるがんのーつである。

臨床的な前立腺がんは、T2は前立腺に限局しているものT1は偶然発見されたものである。他のがんと同様に早期で発見されるか、進行して発見されるかにより、その予後は大きな差がある。

食生活の欧米化に伴い、前立腺がんは、日本でも、男性のがん羅患者数のトップになると予測されている。動物性脂肪の過剰摂取など、日本の食生活が変わり、病気のリスクが増えているかもしれない。

早期の前立腺がんには、組織内照射という別の方法が欧米では普及している。放射線治療法である。前立腺内に放射線を出す小線源を埋め込み、照射する方法である。

血中の男性ホルモンを減少させる治療である、ホルモン療法という治療法もある。前立腺がんが男性ホルモンに依存して増殖することから、この治療法が行われているようだ。

ホルモン療法という治療法は

ホルモン療法という治療法は、具体的には抗男性ホルモン剤や女性ホルモン剤の投与が行われる治療法である。

放射線治療法の組織内照射は、直腸に超音波診断装置を挿入して、ヨードなどの粒状の小線源を置いてくる方法である。

前立腺に輸血用の注射針程度の太さの長い針を、会陰部から一五本前後串刺しする。放射線のエネルギーが低いため、周りの人には影響しない。

会陰部から一五本前後串刺しして、その中にエネルギーの低いガンマー線を出す。手術室内での刺入後、麻酔の影響がなくなってから帰宅することができる。

また、ヨード線源の場合は、八〇個程度を埋め込んで、じわりじわりと照射する。ヨード線源は、長さ四・五mm、直径〇・八mmの大きさである。

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