雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

医療

ラジウム線源による被爆などの問題

投稿日:2018年8月26日 更新日:

昔はラジウム線源がよく用いられていて、術者被ばくが問題となっていた。このため、術者被ばくを解消する方法として、遠隔操作式後充填照射装置が考え出された。

最近では、ラジウム線源ではなく、セシウムやイリジウム線源などのエネルギーの低い線源が使用されているが、それでも、ほとんど防護なしに、作業を進めなければならず、被爆のリスクは考えられる。

線源を扱う手の指は、フィルムバッチにより測定される被ばく線量の三〇~五〇倍の線量が当たる。ガンマー線は、厚い鉛の板でなければ遮断できない。

遠隔操作式後充填照射装置は、遠隔操作で線源を動かす装置である。この遠隔操作式後充填照射装置を購入してもらえず、医者も看護師さんが手で線源を扱い、治療中に被ばくしているというケースもあるそうだ。

子宮頚がんの腔内照射は、この装置で治療されていて、術者被ばくはゼロになったそうだ。被爆というと患者さんが心配されるが、それよりも、術者の被爆のほうが深刻なのだ。

治療に当たった医者や看護師は、被ばくをしている。患者さんにとっては、鉛で囲まれた特殊なベットに寝ているだけであり、苦痛はない。

スタッフの出入りの多い研修施設でもあり、線源紛失事故も起こりかねない。被ばくしている現状は、早急に解決したいものである。

看護師さんまでが被爆

職業上の義務を果たすためとはいえ、妊娠可能年齢の看護師さんまでが被爆をするというのは問題であろう。

震災があれば、原子力発電所の事故対策として、膨大な金額を投じて、放射線被ばく量測定装置を大量に買い込むこともあるそうだ。

いつ起こるかわからない震災のために、対策として何十億円もかけるそうだ。こんな対応は、行政側のアリバイ工作でしかないと言っている専門家もいる。本当なのだろうか。

空路で事故地に輸送した方が合理的であるという意見もある。肝心なときには電池切れになって使えないかも知れない測定器を、全国にばらまくよりも、空路で事故地に輸送した方が合理的であるという意見だ。

無責任な医療行政が、進歩した医学技術の普及を阻んでいるという専門家もいる。新聞沙汰にでもならなければ、現実が理解できず、厚生労働省は腰を上げないのだと専門家は言う。

-医療

執筆者:

関連記事

no image

ナースステーションでワイドショーの話題で盛り上がる

入院患者さんのベッドサイドには、テレビがあります。これは入院費用とは別で、病院外から業者が入ってレンタルしていたり、または、備え付けだけど購入したカードで支払う、公衆電話方式のテレビなどがあります。昼 …

no image

医者はきちんと哲学を学ぶべきだという考え方

医者というのは、理系のせいか、一部の例外小説家などになって成功する医者も少なくはないが、やはり少数派なのは確かだを除くと、文系の書き物になじみの少ない人が多い。小説や哲学書などを好きで読む人が意外に少 …

no image

医者に嫌われる患者と好かれる患者

~医者だって気分がのらない時もある。医者が好きになる患者、嫌いになる患者~ 外科でこんな患者はお断りというのが、何といっても老人のようだ。家族に愛されている老人であれば、おじいちゃんを何とか助けてくだ …

no image

学会研究会などをあまりにも作りすぎてしまった余波とその問題

自由に研究できるということを利用して、あまりにも学会や研究会を作りすぎてしまった。そのために会場費が無駄になり、学会に出席するための交通費、宿泊費など、内需拡大には意味があろうが、医者への金銭的な負担 …

no image

インフルエンザに感染の場合の自然免疫応答

私たちがインフルエンザに感染してしまった場合の自然免疫応答は、ウイルスが体内侵入したことを感知することから始まります。 第一段階がウイルスの侵入を感知することにあります。私たちの体は、必死にウイルスの …