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医療

医療従事者の被曝量の問題

投稿日:2018年8月24日 更新日:

がんの放射線治療は、患者さんに利益をもたらすものであり、局所的に大量の線量が照射されるが、その被ばく線量に制限は設けられていない。

がんの放射線治療は、がん病巣を治療するという目的を達成することができるので、その有用性が大きい。多少の被爆はあるものの、がん病巣を治療するという目的を達成のためには仕方がないだろう。

放射線が、患者さんの人体に与える影響は、問題とはならないと言われていて、患者さんの人体に与える影響はほとんどないといえる。

実は最も問題とされなければならないのは、医療従事者の被ばくである。放射線治療は、比較的被ばく線量の多い診療科である。

放射線被ばくの問題は、よく患者さんの場合だけが取り沙汰されるが、医療従事者は、放射線治療するために、透視装置を使って照射部位を決める際に被ばくする機会が多い。

被ばく線量は馬鹿にならないかもしれない。放射線の放射線を出している範囲に作業する手が入っていれば、被爆してしまう可能性は捨てきれない。

昔は医者の手や指にがんが発生した例が多く報告

鉛入りのプロテクターをして検査を行うし、また多くは散乱線なので全身への影響は少ない。いくら職業上とはいえ、被ばくしないで済むにこしたことはない。

意外と軽視されがちだが、昔は医者の手や指にがんが発生した例が多く報告されたことがあるそうだ。

どうしても、血管造影などの長い時間X線透視を使用する仕事に携わる医者は、被ばく線量が多くなる。

直接放射線を大量に浴びることはなくなり、診療科によっては、放射線被ばくなどまったく関係のない医者もいる。

最近では光学系の技術が進歩しているが、被ばく線量を測定するフィルムバッチを与え、念のため個人の被ばく線量を測定はしている。

フィルムバッチを与え、個人の被ばく線量を測定する場合は、フィルムバッチの中に入っているフィルムを現像して黒化度を測ることによって、測定できる。

1カ月ごとに被ばく線量が報告され、また一生涯の記録として保存されるようになっている。

-医療

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