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医療

優しい母と怖い母が子供に与える影響

投稿日:2018年8月23日 更新日:

メラニー・クラインが提唱したグッド・マザー、バッド・マザーという概念がある。お腹がすいて泣きわめいているのに授乳してくれない母親は、バッド・マザーである。

赤ん坊が泣き叫べばバッド・マザーは撃退され、グッド・マザーがあらわれる。グッド・マザーは、小学生の頃、一緒に遊んでくれるお母さん。

怒っているお母さんは嫌いと思ったことだろう。バッド・マザーである。両者が同一人物とわかったとき、乳児はバツド・マザーを攻撃してグッド・マザーも滅ぼしてしまったと思う。

幼児期のバッド・マザーの記憶があまりにも強烈すぎる場合は危険だ。乳児期の母親との関係は、その後の人格形成に大きな影響を与える。

バッド・マザーの記憶が残っていると、思春期をむかえる頃になっても、その印象が根強く残る。乳幼児の頃には母親がふたりいるように思い込んでいるとする説がある。

良好な母子関係がない場合、成長過程でさまざまな問題が生じるとされている。自分の欲求に応えてくれる都合のいい面だけを求めたりする。

母親にも感情の起伏があることはわかっていても、なかには、防衛機制が働きすぎて攻撃を仕掛けてしまう場合もある。

グッド・マザーとバッド・マザーがひとつに統合

成長とともに、グッド・マザーとバッド・マザーがひとつに統合される。母親がひとりの人間であるとわかってくる。

赤ん坊にとって、おっぱいをくれる母親は欲求を満たしてくれるグッド・マザー。怖いバッド・マザー。赤ん坊は、両者が同一人物とは理解できないという。

たとえ母親が自分の面倒をかいがいしく見てくれるようになっても、その背後にバッド・マザーを見てしまうと、その後の成長に影響する。

赤ん坊の頃に養育放棄をされていたような場合、その後に大きく影響するという。放り出して面倒をみなかったりする母親はバッド・マザーだ。

自分に肉体的苦痛を与えたりする母親もバッド・マザーだ。何かのきっかけで憎悪が爆発して母親を攻撃する可能性もある。

母親にこれはしてはいけないと禁じられたりするだけで、ストレスや不安に襲われることもある。グッド・マザーとうまく統合できず、自分を責めさいなむ鬼のような印象をひきずってしまうこともある。

表面的にはいいつけをきくいい子のように見えても、無意識的に母親への憎悪や恐怖感を抱いているおそれがあるのだ。

-医療

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