雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

医療

虐待の原因と子供への影響

投稿日:2018年8月20日 更新日:

理想の母親像に苦しむ母親たちの児童虐待が問題となっている。最近では家庭の外からは早期発見の難しい養育放棄の深刻な実態が浮かび上がっている。

身体的な虐待のほか、養育放棄、性的虐待、心理的虐待があり、テレビや新聞で児童虐待の報道に触れるたびに、いたたまれない気持ちになる。

表面化するケースが増えてきつつあるが、やはり児童虐待の件数は増加する傾向にある。子供の数が減ってきているのに、何故虐待件数は増えているのだろうか。

児童虐待の問題は、子どもへの暴力を、しつけの一部と思い込んでいる親も多いということだ。国や自治体も対策に乗り出してはいるが、なかなか根深い問題がある。

虐待相談対応件数は平成11年度に比べ、平成17年度には3倍に達したそうだ。児童虐待件数の増加は、児童虐待防止法が平成12年に施行された影響もあるだろう。

日本では、しつけのために体罰を与えることを容認する傾向が強い。かわいい我が子でも、言うことを聞かないと憎らしく思えてしまう。

自分が子どもの頃に受けた経験を無意識的に繰り返す傾向が見られ、それが虐待につながっているとする見方もある。

親自身がかつて児童虐待を受けていた場合が多い。わずらわしい存在に思えるのかもしれないが、子どもができたときに加害者となるケースがあり、問題となっている。

虐待を受けていた親は

母性のイメージはそれぞれの幼い頃の母子関係により異なる。虐待を受けていた親は、自分が親になったとき、知らず知らずのうちに同じような態度をとってしまうのだとする考え方がある。

母性を神話化し、生まれ持っての本能だとする考え方がある。親から愛情を得られず、攻撃されたとは認めがたいからだ。

母性の喪失といった声も盛んに聞かれるようになった。児童虐待が社会問題化するにつれ。親のしつけの一環として受けとめる。

小さな子どもは虐待を受けたとき、それを受け止めてしまう。世間のいう理想の母性を体現しようとして失敗し、育児ノイローゼになるケースも少なくない。

親は孤独な子育ての日々のなかで、どんどんと追い詰められていく。核家族化、コミュニティの崩壊などにより、周りに気づかれにくくなっているのも問題だ。

多くの育児ノイローゼは虐待と関連しているとまでいわれている。子育て中の母親たちは、理想の母親像とのギャップにあえいでいることが多い。

子供への虐待は、自分の母親との養育体験によって、後天的に習得したものだと考えられているようだ。

-医療

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

no image

医者と付き合う場合、待ち合わせの時間を決めるのに苦労する

救急車で運ばれてきた患者さんを譲ることは緊急を要しますから、デートよりも優先順位は上にしないといけません。しかし、医者もデートをしたいと願っています。でも、月曜日は研究会、火曜日は手術日、水曜日は夜間 …

no image

額帯鏡-頭に丸い鏡が付いた黒い帯状のもの-用語集

・額帯鏡 現在ではペンライトが主流なので、額帯鏡をつけた医者は殆どいないが、マンガに出てくる医者は、必ず頭に丸い鏡が付いた黒い帯状のものをかぶっている。これは額帯鏡(ガクタイキョー)といい、患者の口や …

no image

医学部の学生や世間が持つ医者が特権階級だという誤解

結局ほとんどの学生は何も知らないまま、医学部に入っていくのだ。入学と同時に医者は特権階級だと信じ、周囲の医学部信仰も衰えることはない。学生の能力を伸ばせる指導ができる教諭の少ないことが、結果、他の分野 …

no image

地方の医学部の問題

都会の学校から地方の医学部に入学した人は、卒業した後、その地元の大学病院や医局に残ったり、あるいは地元の病院に就職する、地元の病院で研修する割合が少なく、自分の出身地の大学病院や大病院で研修する傾向が …

no image

強迫性障害の症状や特徴

強迫性障害の状態になってしまっている人は、世の中にけっこういるようである。強い強迫性障害ではなく、軽い症状なら、神経質な人なら、かなりの数いるはずである。 外出しようと家を出てから、「カギをかけ忘れた …