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ダブルバインドとは?親子の間で起こる事例

投稿日:2018年8月20日 更新日:

ダブルバインド、すなわち二重拘東と呼ぶと呼ばれる状態をご存知だろうか。ふたつの矛盾した命令を受け、身動きのとれない状態におかれることを、ダブルバインドと呼ぶ。

こうした状況に追い込まれた子どもは、矛盾を指摘することもできない。二重に縛りつけられたような状態に陥ってしまう。

実行したいけれど実行できない、実行しないと怒られると、何とか反応しなければならないという葛藤状態に追い込まれる。

ダブルバインドは文化人類学者のベイトソンによって提唱された概念だ。たとえば、母親が子どもに絵本を2冊買って帰ったとしよう。

もう1冊を読んでいないことを母親が快く思っていないとわかり、絵本を読んで母親の言いつけを聞くいい子になったつもりが、そうならなかったというようなことである。

同時に悪い子でもあるというメッセージを受け取ることになる。母親が言う。もう1冊は読まないの?こっちは好きじゃないの?

子どもは喜んですぐにそのうちの1冊を読み、この本、大好きと感想を言ったとしても。もう1冊は読まないの?こっちは好きじゃないの?と言われると子供はつらくなる。

本を読みなさいと言われているようなもの

母親が本を買ってくれば、読みなさいと言われているようなもの。子どもは母親から矛盾した命令を受けているように感じる。

忙しい親が学校であったことは何でも話してねという場合にも、同じような状態に陥ってしまう。

子供は親の気持ちを敏感に感じとる。親自身がはっきりと意識していないことまで伝わることがある。ダブルバインドの状態になりやすい。

親が思っている以上に、子どもは大好きな親のことをよく見ているのを覚えておかなければならない。子供は非常に過敏なのだ。

子どもが思い通りにならないときに抱いた敵意を抑圧したことで、ダブルバインドに陥る。しかしこれは、親の中に抑圧された敵意があるとする説もある。

親が無意識のうちに子どもをそういう状態に追い込んでいるのかもしれない。それに気が付いていない親は本当に多い。仕方がないことだが、そういったことに気が付いてあげなければいけないと思う。

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