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医療

インフルエンザワクチンの有効性の議論から一転

投稿日:2018年8月15日 更新日:

高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1が初めてヒトに感染したのが、1997年の香港ででした。致死的な感染症を起こし、驚きを与えました。

1967年から続いていた学童への集団接種が、日本に限っては接種率が激減しました。1994年に中止され任意接種に変更されました。

国内ではインフルエンザワクチンの有効性が議論になり、それにより、インフルエンザワクチンが軽視されることになりました。

しかし、ワクチン接種率の激減によって、小児におけるインフルエンザ羅患後の脳症の発生も増加していることが明らかになりました。

高齢者施設における、インフルエンザによる集団発生や高齢者の死亡が増えてしまいました。

図らずも、現行のインフルエンザの注射ワクチンが集団においてインフルエンザの予防に有効であることが、予防接種法改正を機に実証されることになったのです。

学童へのワクチンの集団接種などが、それまで実施されていた高齢者のインフルエンザによる死亡を抑える効果があったことが証明されました。

ワクチンを接種したけどインフルエンザにかかった

ただ、一方で、個別に見た場合、ワクチンを接種したけどインフルエンザにかかったという現象が実際に起きています。

集団で見た場合、その有効性が示された形になった現行の注射タイプのインフルエンザワクチンですが、ワクチンを接種したけどインフルエンザにかかったという現象が起こっているのも事実です。

現在開発中の薬としては、RNAポリメラーゼ阻害薬であるT-705というRNAポリメラーゼ阻害薬があります。

一回吸引するだけで効果が長持ちする、ラニナミビルという吸入薬もあります。

また、ペラミビルは初の注射薬として経口投与の難しい患者への投与が期待されています。従来のノイラミニダーゼ阻害薬とは投与方法が異なります。

これらは、今後が期待される薬といえます。従来の抗インフルエンザ薬と異なる投与方法や効果の長さにおいて、今後が期待されます。

T-705は、今後期待される薬剤のーつです。遺伝子の複製を阻害することにより抗ウイルス作用を発揮します。従来の抗インフルエンザ薬とは作用のしくみが異なります。

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