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経鼻粘膜投与型不活化インフルエンザワクチンに期待

投稿日:2018年8月14日 更新日:

経鼻粘膜投与型インフルエンザワクチンは、流行株の予測が不可能な新型インフルエンザに対しての効果が期待されています。

生体のメカニズムを利用した新しい感染防御手段であり、生体応答を利用することで、安全で効果的な防御が可能になります。

インフルエンザウイルスの自然感染のときに起こる事象を解析しています。

一つが破綻してもすぐに別の方法がとられることで、自然免疫から獲得免疫までさまざまな多重の防御機構が働き、ウイルス感染の驚異から私たちは守られています。

高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1のワクチン効果を調べてみたところ、さまざまなH5N1ウイルス株に対する感染防御効果が異なることが明らかとなりました。

アジュバントを用いたもので、経鼻接種したとき、ベトナム株でつくったワクチンを皮下接種したときとで、効果を調べて、感染防御効果が異なることが明らかとなっています。

H5N1インフルエンザワクチンの経鼻接種によってつくられる粘膜免疫が、変異株に対しても交叉防御反応が高いことガ分かりました。皮下接種によって作らされる免疫と比較してみてです。

ワクチン株と同じウイルスに対しては、ほぼ100%の生存率が認められました。

経鼻接種で完全に感染阻止が可能

経鼻接種で完全に感染阻止が可能であり、皮下接種では見られない交叉防御効果により、インドネシア株や香港株などの異なるウイルスに対しても、ほぼ100%の生存率が認められています。

パンデミックH1N1ウイルス(豚インフルエンザウイルス由来)に対して防御効果が認められました。実験室株であるA型PR8株のワクチンを経鼻接種することにより、防御効果が認められております。

パンデミック前に有効なワクチンの準備が可能になります。経鼻粘膜投与型ワクチンの利用により実現できるでしょう。

現行の方法ではパンデミックが起きた後にしか準備ができません。新型インフルエンザに対するワクチンは、現行の方法では間に合いません。

毎年冬に流行を起こす季節性インフルエンザについて、早期の実用化が望まれています。

その交叉防御および感染防御型のワクチンとしての有用性があり、経鼻粘膜投与型不活化インフルエンザワクチンには期待がされています。

-医療

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