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ワクチンを打ってもインフルエンザになる理由

投稿日:2018年8月14日 更新日:

ワクチンを打っていたのにインフルエンザにかかってしまったという経験はないでしょうか?ワクチンを接種すればインフルエンザにかからなくなると、多くの人は思ってはいないでしょうか。

多くの方が、ワクチンを接種すればインフルエンザにかからなくなると思われているかもしれませんが、実はそうではありません。

現行のワクチンは、そもそも感染を阻止するような免疫をつくり出すものではないです。これこそがワクチンの最も重要なポイントといえるでしょう。

ワクチンが効果的に効くようにするためには、世の中で流行しているウイルスと、ワクチンに使われている種ウイルスとが同じ抗原性をもっていることが必要になります。

現行のワクチンの威力が発揮されるのは、ウイルスが体内に入って感染が成立した後です。現行のワクチンによって体内につくられる免疫は、おもに血中に存在するIgG抗体です。

サーベイランスのデータを元に、ワクチンの製造に使うウイルス株を決める際には、どのようなウイルスが流行するのかを正確に予測する必要があります。

現状のインフルエンザワクチンでは

現状のインフルエンザワクチンではウイルスの感染阻止は期待できません。感染症のワクチンの中には感染防御効果の高いワクチンもありますが、新しいワクチン方法が必要になります。

世間一般的に、感染の阻止ではなく感染後の重症化予防であることを、あまり知られていないかもしれません。従来のインフルエンザワクチンで期待されるその効果は、感染後の重症化予防です。

流行しているウイルス株と、ワクチンに使われたウイルス株とが異なると、効果が低くなってしまいます。

新しい方法ガ必要となりますが、それは、粘膜経由で投与する織身粘膜投与型のインフルエンザワクチン、生ウイルスを使った生ワクチンなどです。

生ワクチンは米国やロシアではすでに実用化されています。現行の注射型のワクチンの欠点を補うように開発が進められています。

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