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インフルエンザ脳症とは?原因や特徴

投稿日:2018年8月14日 更新日:

インフルエンザ脳症は、発生件数は年間200-300人にのぼります。乳幼児のインフルエンザにともなった脳症として大変問題になっており、研究が進んでいます。

インフルエンザ脳症は、サイトカインストームが考えられています。インフルエンザウイルスの感染にともなった全身および中枢神経内の急激で過剰なサイトカインの産生です。これが、インフルエンザウイルス感染時の意識障害の原因として考えられています。

ただし、これらは、詳細なメカニズムはまだ不明で、現在解明に向けて研究が行われています。サイトカインストームによる脳の血管内皮細胞の障害については、詳しいことは研究段階ですが、これから色々なことが分かってくることでしょう。

インフルエンザ脳症の症状がでたら、直ちに専門医に受診しなくてはいけません。インフルエンザウイルス感染時に意識障害が起こったら危険です。

その中でも意識障害は、インフルエンザ脳症の中で最も注意が必要な症状です。インフルエンザ脳症は、最悪の場合は死にいたる恐ろしい病気です。初発症状としてはけいれんや異常行動、異常言動、意識障害などがあげられます。

過剰な炎症性サイトカイン産生が病態の中心にある

インフルエンザ脳症が、全身および中枢神経内の急激かつ過剰な炎症性サイトカイン産生が病態の中心にあることが分かってきてはいます。

インフルエンザ脳症に対する治療は、、高サイトカイン状態を沈静化させることを目標にした特異的療法と、治療に際しては全身状態を保つ支持療法との両方が必要です。

インフルエンザ脳症という名前ですが、ウイルス自身は脳には存在しません。意識障害は一時期インフルエンザ脳炎といわれたこともありますが、現在では脳炎ではなく脳症と呼ばれています。病理学的にも炎症所見がみられないことから、脳症と呼ばれています。

インフルエンザ脳症の診断には、神経所見または頭部CT検査による診断が必要になります。

インフルエンザウイルスの感染は、中枢神経内では認められていません。通常のインフルエンザと同様に上気道では認められますが、中枢神経内では認められていません。

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