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2009年のパンデミックH1N1ウイルスの肺炎併発

投稿日:2018年8月14日 更新日:

インフルエンザにかかると、高齢者においては死亡の原因となり得ます。二次性の細菌感染による肺炎が多くを占め、肺炎を合併する割合が高くなります。高齢者は、インフルエンザでなくなられるケースが比較的多いです。

インフルエンザウイルスそのものによるウイルス性の肺炎など、肺炎の原因としては、細菌感染を合併した細菌性の肺炎とその混合感染によるものがあります。

ウイルス性肺炎が多くなる理由は何でしょうか?ほとんどの人が免疫をもっていないのでかかりやすいという状況がありますが、それだけでは多くなる理由とは考えにくいです。

私たちの体に発現しているインフルエンザウイルスの受容体には2種類あり、1つはヒトのインフルエンザウイルスに親和性があるもの、もう1つは鳥インフルエンザウイルスに親和性のあるものです。

2009年のパンデミックH1N1ウイルスでは、ウイルス性の肺炎が起こっているという報告があります。インフルエンザH1N1ウイルスによって亡くなった患者の病理解剖の結果が報告です。

インフルエンザウイルスの分布には違いが

インフルエンザウイルスの分布には違いがあり、トリのインフルエンザウイルスの受容体は肺胞上皮などの下気道に分布し、ヒトのインフルエンザウイルスの受容体はおもに上気道に分布しています。

インフルエンザウイルスのヘマグルチニンの宿主細胞の受容体への結合性の問題があります。実際にウイルスが肺胞の細胞に感染して、そこで増殖しています、

2009年のパンデミックインフルエンザH1N1ウイルスは肺胞の細胞などの下気道にも感染することができ、上気道にも感染するわけで、ウイルス性肺炎を起こすことが多かったということです。

ブタのウイルスはヒトのウイルスの受容体とトリのウイルスの受容体両方に結合することが知られています。ブタのインフルエンザ由来である、2009年のパンデミックインフルエンザH1N1ウイルスは、こういった特性がありました。

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