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医療

ウイルス性肺炎を併発してしまう理由

投稿日:2018年8月14日 更新日:

インフルエンザが発症すると、発症者の中に、ウイルス性の肺炎を起こしてしまう人がいます。どうして、インフルエンザに発症後、ウイルス性の肺炎を併発してしまうのでしょうか?

インフルエンザウイルスが肺の中の組織に感染して、ウイルス性の肺炎は、そこで増殖することによって起こります。

ウイルス性の肺炎を起こしうるウイルスとして、A型インフルエンザウイルスは知られています。

死亡例の25%以上が細菌の感染を伴わないウイルス性の肺炎で亡くなっていた、1957年のパンデミックのときは、その恐ろしさで世界を震撼させました。

インフルエンザのウイルス性肺炎による死亡例は、2009年のパンデミックH1N1ウイルスでも、報告されています。

インフルエンザのウイルス性肺炎は、入院数や重症化率、死亡率が高いことが確認されており、基礎疾患をもっている患者については、新型インフルエンザのリスクが高いことが示唆されています。

重篤なウイルス性肺炎は

重篤なウイルス性肺炎は、慢性呼吸器病や慢性の心臓疾患などの基礎疾患をもっている40代以上の患者で多く見られており、基礎疾患をもたない患者でも発症しています。

小児では、インフルエンザによる肺炎の重篤なケースはあまり見られません。パッチ状の影が見られる軽い形のウイルス性肺炎が胸部のレントゲン写真で頻繁に見られますが、ほとんどの場合は回復しています。

先行するインフルエンザ症状の後、ウイルス性肺炎を発症した患者は、せきがさらにひどくなり、呼吸不全の症状を示します。急性呼吸促迫症候群の特徴です。

入院中、または通院中の者を新型インフルエンザワクチンの優先接種の対象とされています。ハイリスクグループおよび国内で発症した患者の基礎疾患等総合的に勘案し、WHO、CDCなどにおいて報告されています。

特にインフルエンザのパンデミックのときに、これらのウイルス性肺炎が多く報告されます。

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