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医療

インフルエンザウイルス増殖の過程

投稿日:2018年8月13日 更新日:

最初に認識されるウイルスの成分は、インフルエンザの場合、ウイルスの遺伝子であるRNAで、トール様受容体7(TLR7)によって認識されます。

インフルエンザウイルスは、増殖の過程でRNAからRNAを作らなくてはならず、結果、二重らせんのRNAが作り出されます。

ウイルスや細菌といった病原微生物が体内に侵入した時に、私たちの体の中には、感知する受容体を持っています。

その受容体は、感染が存在することを知らせてくれるのです。普段私たちの体内には存在しない細菌やウイルスの成分を認識してくれます。

トール様受容体(TLR)と呼ばれる受容体で、TLR1~TLR10というように番号が付けられています。ヒトでは10種類あります。病原体の成分を認識する代表的な受容体が、トール様受容体です。

トール様受容体は、昆虫から捕乳類まで大半の生物がもっています。細胞の表面に存在するタンパク質の一種です。

受容体が病原微生物の成分により刺激を受けると

これらの受容体が病原微生物の成分により刺激を受けると、ウイルスなどの病原体感染を抑えようとします。免疫細胞を活性化するための炎症性のサイトカインを作り出し、生体はそこに病原体の侵入があったことを感知し、病原体を排除するためのインターフェロン(IFN))を作り出します。

細胞が分泌するタンパク質がインターフェロンです。ウイルスなどの異物が体内へ侵入してきた際に反応します。

ウイルスに感染したと認識しているのは、発熱などの症状を持って気が付きます。炎症性サイトカインの発現、局所での応答の結果起こるインターフェロンによって。

早い段階で私たちの体をウイルス感染から守っている、感染早期のウイルス感染の感知システムは非常に有能です。

私たちの生体内には長い二本鎖のRNAが存在しないため、インターフェロンや炎症性サイトカインの発現へとつながっていきます。二本鎖RNAはウイルスの感染の信号としてトール様受容体3(TLR3)によって認識されます。

体には、感染局所での応急対応にあたる仕組みが存在しています。感染をいち早く認識して、自己と異なる病原微生物の侵入を感知するシステムとしてトール様受容体群を持っています。

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