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インフルエンザとサイトカイン免疫反応

投稿日:2018年8月13日 更新日:

私たちが意識して、インフルエンザになったかな?と思うのは、高熱が出たり、のどが痛かったりせきが出たりと様々な症状が現れたときで、そうしてウイルスの感染を疑います。

インフルエンザになったかな?と思っても、よく分からない時には医者に診てもらって客観的に診断してもらいます。そして、検査の結果、初めてインフルエンザにかかったことを知ります。

私たちの体がウイルスに感染したことを感知しなくては、ウイルスの感染に対して体を守るために様々な応答ができません。

ヒトの体温を調節しているのは脳の体温調節中枢。感染部位はあくまで上気道(呼吸器)の粘膜に限られていて、ウイルスが直接その中枢へ感染はしません。

どのようなメカ二ズムによって、インフルエンザウイルスが感染した時、熱が出るのでしょうか。人の体はウイルスの感染に対して免疫応答を介して自らの体温を上昇させます。

体温よりも低温であるほうが増殖がしやすい性質

インフルエンザウイルスは、体温よりも低温であるほうが増殖がしやすい性質があり、体温よりも高い環境だと、増殖の勢いが落ちてしまいます。

インフルエンザウイルスの感染によって、炎症性のサイトカインである1L-1や1L-6が作られます。サイト力インとは、特定の細胞に情報伝達をする働きがあるもので、免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質です。

ウイルスが増殖しにくいような環境を作るために人は発熱します。人は自らの体を守る仕組みをもっているのです。体内に侵入したウイルスの生活環境を変化させることによって、体を守ろうとします。

インフルエンザにかかった時に発熱するのは、こういった仕組みからで、免疫応答で、インターロイキン-6やインターロイキン-1やといった炎症性のサイトカインが作られます。

サイトカインは、ウイルスの成分を免疫細胞が認識して産生されます。発熱物質であるプロスタグランジンが作られ、血液を介して脳内の血管内皮細胞に作用し、脳の体温調節中枢に働きかけ体全体の温度を上昇させます。

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