教育

勉強に集中できる環境は必ずしも静かな部屋とは限らない

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ある人にとっては整然と片づけられたデスクが集中できる環境であっても、別な人にとってはそうとはかぎらない。むしろ、ゴチャゴチャとした場所のほうが集中できるという人だっている。たとえば、深夜誰もが寝静まり、物音一つ立たなくなった場所でないと集中できない人もいれば、逆に、ガヤガヤとした街中の喫茶店にいたほうが集中して勉強できるという人もいる。

勉強のノウハウについて書かれた本に「勉強部屋はきれいに整理整頓しておくべし」と書いてあったとする。そこで、これから勉強を始めようと思った人が、机の前や部屋を片づけ、整然とした状態にした。これならぞんぶんに勉強できるだろうと思いきや、意外に集中できないことがある。これは、集中できない本人が散漫な性格だからではない。じつは、人によって集中できる環境、がちがうからである。

集中できる環境、に絶対の法則はない。人さまざまなのだから、無理に世の常識、に合わせる必要はない。きれいに片づけられた部屋でも、そこで集中できなければ、場所を移ったほうがいい。あるいは、わざと部屋をちらかし、自分で集中できると思える環境にしてしまってもいい。要は、自分に合った環境をつくっていけばいいわけで、それは試行錯誤の中からしか生まれない。

集中できる場所を自分でみつけること

集中できる環境に絶対の法則はないが、「静かな部屋なら絶対に集中できるか」というと、かならずしもそうではないのはどうしてなのか。世の中には、静かな部屋よりざわざわとした居間の隅で本を読むほうが集中できるという人もいるし、本を読むためにわざわざ山手線を一周する人もいる。

このことは受験生でも同じで、集中できる場所を自分でみつけることだ。自宅の勉強部屋より図書館のほうが集中しやすいなら、図書館をメインの勉強場所にすればいいし、何かお好みのポスターが貼ってないと元気がでないのなら、ポスターを貼ればいい。あれこれ試しながら、あなたにとってベストの環境をみつけてほしい。

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