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脳細胞の死滅と再生

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脳細胞は、筋肉同様、再生するのでしょうか。答えはイエスです。たとえば脳卒中などの脳疾患で無意識状態になっている人に対しても、理学療法士は体を動かすリハビリを始めます。体に刺激を与えることで、まだ生き残っている脳細胞に働きかけるのです。すると、無意識状態から意識が早く回復しますし、自力で車イスで移動するまでに機能が回復していきます。

一四〇億個の脳細胞が全部死ぬには三年以上かかりますから、心配はいりませんが、脳に刺激を与えなければ脳細胞の死滅は加速しますから、若いといえども油断はできません。最近は早い人だと三〇代でも痴呆が始まるといいます。

死んだ脳細胞がそのままよみがえるからではありません。生き残った脳細が、新ルート(バイパス)をつくり、旧ルートを補っていくから。となると、「頭がよくなる」習慣を自分でつくれば、脳は今よりもレベルをあげることができることになります。

一〇分後にはスッキリ目がさめる

今週の平均睡眠時間は三〜四時間です。今日などは一時間半しか寝ていません。どこで足りない部分を補っているかというと、電車の中です。五分でも座れたら、即睡眠態勢に入ります。こうして、少しでも脳を休ませておきます。その際、入眠時にちょっと自己暗示をすると、より効果が出ます。たとえば、「これから一分間眠る。一〇分後にはスッキリ目がさめる」こんな一言でいいのです。これをしないで眠ると、電車内でうっかり寝すこしてしまうことになるのです。

脳の機能を回復させるには、休息は不可欠です。いちばんの休息が、睡眠です。ただ長時間眠ればいいというものでもありませんが、やはり六〜八時間は眠りたいものです。ナポレオンは一日三時間しか眠らなかったといいますが、じっさいは昼間や仮眠で補っていたと何かで読んだことがあります。

筋肉は筋トレによって疲労し、破壊され、休養している時に育ちます。脳も同じで、二四時間一睡もせず、何日間も勉強し続けたら、破滅してしまいます。断眠実験によれば、一時間も眠らないと幻聴、幻覚が起こり、正しい判断ができなくなるといいます。

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