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教育

顔を用いる記憶方法

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ある記憶術の本では、顔を用いる記憶法をつぎのように説明していた。まず、「頭でタバコを消す」「目に塩水が入る」「ラジオに噛み付いて口のなかでラジオが鳴っている」ところをそれぞれ想像せよという。

「頭でタバコ」といったイメージがなぜ自然なものなのか、わからない。そしてまた、公害法の名前を記憶することに何の効用があるのかも、理解できない。こうした方法は、せいぜい余興の席で使える程度のものではあるまいか。

タバコと大気汚染防止法、塩水と海洋汚染防止法、ラジオと騒音防止法を関連付けよ。そうすれば、顔の各部を思い出すことによって公害対策基本法の体系を思い出せる、と述べている。もっとも、「フック」として必然的で確実なものがある場合には、有用なこともある。

生徒は五十音順であるから、少なくとも順序に関しては、確実に覚えられる。記憶したい対象を、すでによく知っている対象に寄生させる。学んだ高校では、授業の多くは、生徒の発表であった。歴史の授業を発表形式でやると、歴史の内容が生徒と関連付けられる。「この事件はB君が発表したところだから、〇〇年頃のことだ」とわかるのだ。つまり、生徒名をフックにして、歴史の年号を覚えられるのである。

論理的あるいは自然科学的な必然性がなくとも

論理的あるいは自然科学的な必然性がなくとも、関連付けで覚えられるときがある。西林克彦氏は、つぎのような心理学実験の結果を紹介している。これは、「太った男が鍵をもっている」「眠い男が水差しをもっている」というような文章を記憶させる実験である。このような文章をいくつも覚えさせられると、被験者は、男と行為を結びつけられなくなる。「眠い男」がもっていたのは、水差しだったのか鍵だったのかが、混乱してくるのである。

「太った男は、食べ物を探すために冷蔵庫を開けようとして、鍵をもっている」「眠い男は、眠気をさますためにコーヒーを入れようとして、水差しをもっている」。「男」と「もっているもの」との間に中間項を付け加えて、つぎのように両者を関連付けると、記憶は飛躍的に向上する。

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