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共通属性法は覚えるべき対象から共通する属性を抜き関連付けを行なう方法

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「共通属性法」は、覚えるべき対象から共通する属性を抜きだし、それによって関連付けを行なう方法である。例えば、「三菱」=スリー・ダイヤモンドから「ダイヤ」を、メガネから「ガラス」を、そして石井から「石」を抽出することができよう。これらは、「鉱物」という共通のものとしてくくることができる。例えば、「三菱商事に勤務して、メガネをかけている石井さん」を覚える必要があるとしよう。この際、「三菱商事」「メガネ」「石井」の三つから、共通するものを見つけ出す。

もちろん、この方法で必ず思い出せるわけではない。メガネをかけている人は多いから、そこからどのような属性を抽出したかを忘れたら、駄目である。この人を思い出すときには、まずメガネをかけていた人だったことを思い出す。そして、ガラス→ダイヤモンド→三菱という連想で、三菱商事の人だったことを思い出す。つぎに、鉱物との連想から「石」を思い出す。

なぜこの方法が機能するのであろうか。それは、人間の記憶が、内容が類似していることをまとめて覚えているからである。似たような方法で覚えた別の対象と混線してしまうかもしれない。また、「石」が思い出せても、石川さん、石橋さんなどのどれかがわからないこともある。必ずしもガラス→ダイヤモンド→三菱商事という連鎖がつけられるかどうかわからない。また、「三菱商事」が思い出せても、「石」に結びつけるのは、さらに難しい。

漫然と覚えようとするよりは

しかし、漫然と覚えようとするよりは、はるかに記憶は強化される。これは、単なる作業仮説ではない。脳細胞の中で、類似のことは物理的に近い位置に記憶しているらしい。だから、ダイヤモンドを思い出すと、その近くにある「鉱物」という範疇から、ガラスと石を取り出すことができるのである。

なお、この場合の覚えるべき対象が「石井さん」という名前だけだったとしても、それだけを覚えるのでなく、「三菱商事」という所属組織名や、メガネ、太っているなどの外見上の特徴も一緒に覚えるほうが容易であり、記憶も確かなものになる。

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