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なぜそのような結論になるかを理解し推論の手続きを記憶しておけばよい

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興味があることには、注意が向く。大学の私のゼミナールには、毎年十五名程度の学生がいる、と語るある先生。彼らの名前も、すぐに全員覚えられるとは限らない。学期中は覚えていても、夏休みを挟むと忘れてしまったりする。しかし、目立つ学生はすぐ覚える。成績のよい学生、活発に発言する学生である。

また、女子学生は一割程度と少数なので、格別の特徴がなくても注意が向く。それに対して、目立たない学生、個性に乏しい学生は、なかなか覚えられない。

日本からアメリカ方向に越えたとき、日付は進むのか遅れるのか?しかし、こうした事柄は、機械的に覚えておく必要はない。地球を北極から眺めた図を描いてみれば、すぐにわかる。東京が五月五日の正午だとしよう。太陽は東京の上にある。太陽は東から西に向かって動くので、日本から少し西に進んだところでは、まだ南中していない。つまり、午前である。

日本とアメリカの時差は国際的な交流が増えた現代の社会で、時差計算は重要である。しかし、各地点間の時差を覚えておくのは大変だ。時差表でプラス七時間とかマイナス十三時間という数字をみても、どのような計算をしたらよいのか、すぐにわからないこともある。日付変更線も厄介だ。

日本から百二十度西に進むと

日本から百二十度西に進むと、ほぼヨーロッパ(正確には東ヨーロッパ)になる。ここは、東京の八時間前、つまり五月五日の午前四時だ(ただし、夏時間の場合には調整が必要)。

さらに百二十度進むと、アメリカ(中央部)になる。ここは、さらに八時間前、つまり五月四日の午後八時だ。このように、日本、ヨーロッパ、アメリカは、ほぼ百二十度ずつ離れているので、およその時刻は見当がつく。これら以外の場所も、それらとの相対関係で、大体見当がつく。日付変更線を日本側からアメリカ側に越えれば、日付が戻ることもわかる。

なぜそのような結論になるかを理解し、推論の手続きを記憶しておけばよいのである。それは、結論そのものを鵜呑みにして覚えるより楽であり、また確実でもある。

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