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パソコンの柔軟な編集機能は修正の繰り返しによる文章作成を可能にした

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パソコンの柔軟な編集機能は、これまでは不可能であった修正の繰り返しによる文章作成を可能にした。これは、まさに「革命的」だ。この方法には、大きなメリットがある。それは、イナーシャ(慣性)が少なくなることだ。「とにかく書き始める」ということができる。

細かい書き込みの修正で、重なると原稿は読みにくくなる。だから、ある程度まで修正すると、清書という作業が必要になる。自分で清書すると、無駄な時間が取られる。アシスタントを使うとしても、清書の間は作業ができない。

これまでのスタイルでは、文章の内谷や構成をかなり固めてからでないと、書き始めることができなかった。だから、どうしても「構えて」しまう。原稿用紙を前にして最初の一行を書くのが、大変な作業だったのである。書き出しの部分は、本当は最後に書くほうがよい。パソコンなら、そのような書き方ができる。

パソコンの登場によって根本的に変わった

文章を書いたり構想をねったりする作業は、パソコンの登場によって根本的に変わった。しかし、この技術を用いられない場所が、ただ一つだけある。それは、試験場である。パソコンを持ち込んで答案を書き、通信回線でそれを送るというような状況には、当分の間ならないだろう。したがって、頭の中で考えをまとめて、紙と鉛筆を用いて書くという作業は、少なくとも受験生にとっては、今後しばらくの間、必要である。

これまでは、適切な表現を考えながら書く必要があった。このため、「うまい表現が思い浮かばないために先に進めない」ということが、よくあった。しかし、パソコンの場合には、多少不完全な表現でも、自分だけにしか意味がわからない文でも、とにかく全体のストーリーを書いてしまう。細かい表現は、あとから直してゆけばよいのである。パソコンの登場によって、文章の書き方は革命的に変わった。メモを積み重ね、修正を繰り返しつつ文章を書くことができるのである。

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