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教育

高校生は大いに本を読むべき

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ミステリーやノンフィクションを読むのに使うのは、もったいない。文学作品を読むのがよトルストイやドストエフスキイは、大学生になっても、場合によっては社会人になってからでも、読める。しかし、へッセやロランは、高校生の感受性でないと読めない。今の学生は、驚くほど古典を読んでいない。これは、テレビ時代の悲劇といわざるをえない。

高校生の時に一番読んだ。期末試験が終わった日に、学校の図書館から沢山の本を借り出したことを懐かしく覚えている。不思議なことに、時間の余裕ができると、勉強に関係ない本も読まなくなってしまうものだ。高校生の時に読書が必要な理由は、もう一つある。それは、多感な年齢であることだ。だから、この時期は、非常に貴重だ、と語るある先生。

これらは、文字通り「青春の香り高き珠玉の名作」である。しかも、それほど長いものではない。だから、すぐに読める。是非読んで欲しい。これらを読んだら、『ジャン・クリストフ』(片山敏彦訳、みすず書房)のような長編に挑戦しよう。

われわれを取りまく情報量は

われわれを取りまく情報量は、適正な水準を越えて過剰になってしまっている。この事実を正しく認識することが、まず重要だ。情報洪水の時代には、「情報を得る」ことは、さほど重要ではない。むしろ、膨大な情報を一覧して重要度を即座に評価し、要らない情報を読まないことのほうが重要なのである。これは、組織のトップにいる人にとっては、とりわけ重要な課題だろう。

現代のビジネスマンは、きわめて多くの文書に目を通す必要がある。新聞記事だけでも、毎日フォローしようとすれば、かなりの時間が取られる。書店に行くと、毎日のように新しい書物が出版されている。これらに追いついてゆかないと、時代の進歩に取り残されるような強迫観念に襲われる。しかし、これらをすべてカバーすることなど、とてもできない。そんなことをしようとしたら、情報のインプット作業だけで、一日の大半の時間がつぶれてしまう。

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