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教育

文章全体の概要を掴む

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最初には問題提起が、そして最後に結論が書いてある(はずだ)。だから、まずこの二箇所を読めば、全体の概要を掴むことができる。その分量は、多くとも全体のおよそ二割である。途中は、結論を導くための論証と、読者を説得するための材料だ。この部分は、あとから読む。小説などは、結末を見てしまっては興味がそがれる。だから、最初から順に読まなければならない。

大学入試の現代文における「長文読解」の問題文は、文章(短文)だ。まとまった報告書や専門的な論文は、普通、長文である。ビジネスマンや研究者が読むものは、この程度の長さのものが多い。第一レベルの文章(細胞)は、内部構造がなく、全体を代表する文を捉えることが重要だ。適切に書かれている文章では、キー・センテンスは冒頭に置かれていることが多い(必ずというわけではない)。これについては、非常にはっきりした、しかも簡単なノウハウがある。それは、文章の最初と最後をまず読むことである。

しかし、論文や事務文書は、そうではない。最も重要なところをまず読むべきだ。岸信介氏は、商工省の事務官のとき、文書を最後から読んでいたそうである。理解のためには、文章の最初と最後をます読む。

正しく把握する

正しく把握する。漫然と読むのでなく、重要そうなところと理解できないところに、下線を引いたりマークをつけたりしておく。また、必要に応じてメモを書き込んでおく。これらは、あとから読み返すときのためである。必ず筆記用具を持って読むことにする。論文を読む場合に、マークや書き込みで汚すことを恐れてはならない。

最初と最後の数パラグラフを読む。これで、テーマと主要な結論を知る。つぎに、全文を通読する。通常は最初から順に読む。ここでのポイントは、理解できない箇所があっても、拘泥せずに進むことだ。内容を理解するというより、むしろ何がどこに書いてあるかを知るために読む。この目的は、構造を正しく捉えることである。

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