雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

教育

短文レベルと文章の構造

投稿日:

第一レベルは、百五十字程度。これを「細胞」と呼ぼう。試験の論述題では、普通、解答をこの程度の長さに制限する。通常の文章では、この程度のまとまりは、一つのパラグラフを構成する。これを「細胞」と呼んだのは、内部構造を持たないからである。つまり、この長さの中では、内容が一様である。

事務文書ではメモが、連絡文書では葉書が該当する。新聞では、「ベタ記事」がこの程度の長さである。細胞が一つで独立するのは、右の場合以外には、あまりない。この範囲で述べられていることは、すべて同一の方向を向いており、相対立する複数の内容は盛り込まれていない。

短文第二レベルは、千五百字程度のまとまりである。新聞の社説や雑誌のエッセイは、この程度の長さだ。会議に提出する個々の資料も、このくらいの長さであろう。本の中では、これが節または小節を構成する。このレベルの文章を「短文」と文章の「構造」(または、「構成」)が問題とされるのは、このレベルからである。これは、細胞(あるいは、細胞群)をどう並べるかという問題だ。オフィスにおける簡単な事務連絡文書や企画書も、この程度である。

長文読解として出題される問題文は

大学入試で「長文読解」として出題される問題文は、普通、このレベルのものである(「長文」というのは受験界の特殊用語であり、普通の用語では、「短文」である)。また、「小論文」では、この程度の十三の文章を解答として要求している。入試では、このレベルが最大単位であって、個々の問題文や解答文がこれより長くなることはない。これは、細胞が十個程度集まって形成される。

第三レベルは一万五千字(四百字詰め原稿用紙三十七・五枚)程度である。これは、ひとまとまり作業の結果報告である。社会科学の場合、独自の分析や調査結果を実験やデータ解析を論拠としながら述べるには、通常、第二レベルでは無理で、この程度の長さが必要になる(自然科学では、もっと短い)。雑誌の論文は、この程度のものになる(実際には、もう少し短いものが多い)。

-教育

執筆者:

関連記事

no image

分解法は日本語から離れずそれと英語を対応させようとしている

分解法は、あくまでも日本語から離れず、それと英語を対応させようとしている。しかし、英語と日本語は別の体系である。このため、一対一対応が成立しない。まず、単語のレベルにおいて、そうである。英単語が日本語 …

no image

子供は大人の意のままにはなりません

子どもは機械やモーターではありません。おとなの意のままにはなりません。野球なら死に物狂いで練習する子なら、甲子園へ行くなり、プロ野球でなりわいをたてたらよい。囲碁なら食事も忘れて研究にふける子は、その …

no image

苦手を克服する方法

よいイメージをもっと、「好きこそ物のじょうずなれ」というように、どんどん伸びますが、苦手イメージをもつとなかなか伸びません。苦手を克服するには、苦手イメージを変えなければいけないのです。どうしたら変え …

no image

ある女性の資格試験の合格体験記

ある女性を、たった一か月足らずの勉強で資格試験に合格させることができるか。ある先生の話。ところが、時間のないことが逆に幸いした。一年後とか半年後に試験を受けるとかいうことで時間に余裕があれば、彼女に記 …

no image

学習などの記憶のメカニズム

記憶のメカニズムについて、つぎのようなことがわかっている。すべての刺激は、ワーキング・メモリ(短期記憶)に入る。しかし、何もしなければ、しばらくすると失われてしまう。非常に強い刺激や記憶のために特別に …