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教育

数量認識の未発達の子どもには数をおりこんだ会話をする

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算数のできない子といわれている子は、主として家庭などでの会話や、経験の中で、数量を意識させられるような生活の非常に少なかった子です。

「もう八時三分になりましたよ。早く寝なさい」「お年玉を貯金してきたわ。みんなで、二万四五円になったよ。春休みに一五円あげるから、また貯金しなさいね」「この写真に、先のとがった山が見えてるでしょう。これが槍岳といって、高さが三一八メートルもあるんだ。お父さんは、若い頃、この山へ登ったことがあるんだよ」

「地球の周りは四万キロある。神戸から東京までは、大体五キロだ。すると、その何倍あるんかな。地球は大きいなあ」こんな話が、父と子の間でよく交わされるような家庭では、自然に数量についての認識がゆたかになっていきます。

工夫して教えても見える学力は定着しにくい

つい三か月ばかり前、けんめいに教えても、まるで養の川原みたいに教えがいのなかった子だった。それが、驚くばかりの、よくわかる、しかも、すばやくのみこめる子に変容している。目に見えない学力の土壌がやせていては、いくら工夫して教えても、見える学力は定着しにくいですし、効果もはかばかしくありません。

数量認識の未発達の子どもには、数をおりこんだ後述のような会話を、日頃からふんだんにしてやることに留意しなければなりません。何十回、何百回と、数に関係のあることがらを見聞きしてこそ、はじめて数への関心なり、興味が生まれてくるのです。その時点で計算の技法を教えると、ただちにのみこんでくれます。びっくりするほど、頭がさわやがになっているのです。計算練習さえしっかりやらせておけば大丈夫。計算のできない子は、文学に関心をもたない子に多いです。

家庭の事情でできない場合も多々ありますから、教師がそういったことをふんだんに話して聞かせ、数量感覚の不十分なままの子を補ってやるよう配慮してやらなければなりません。算数の時間だけが、数量認識を高める時間ではないのです。

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