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教育

内言の思考について

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丸写しという勉強は、子どもの内言の発達に役立ちます。言語には、三っの機能があります。伝達と思考と自己統御の三つの働きをもっています。

思考は、自分の頭の中で思いをめぐらせたり、考えをくみたてたりすることです。そこで用いられる言語を内言と呼びます。小学校一年も半ばを過ぎると、この内言での思考が可能となってきます。伝達とは、自分の意志や感情をだれかに知らせることです。音声を発し、相手にはっきり聞こえるように言います。これを外言と言います。

七歳ぐらいまでの子どもは、まだ完全な内言だけで、いろいろと思考をくみたてていくことはできない。自分の口から発したことばを聞きながら、思考を展開しているのです。話しことはに習熟し、いまや書きことはをどんどん摂取している時期になっているのです。

もう思考活動は停止したも同然となる

幼児の頃は、内言だけでの思考は、まだむりです。ロから声をぶつぶつ出して、自分の考えをまとめていっています。小学校一年の子に、テストの問題をやらせてみると、たえずつぶやいています。教室のあちこちから一人言が聞こえてきます。静かにしてやりなさいとか、一切しゃべるなと、独り言を禁じてしまうと、もう思考活動は停止したも同然となります。

読書の際、まったく声を出さないで、黙読している子は、すでに内言の操作に慣れてきた子なのです。内言が自由に使えるということは、頭の中にイメージを描ける能力があるということを意味しています。抽象レべルの思考が可能になってきているのです。

書きことばを十分わがものにし得たときには、思考はもっぱら内言によってなされます。過渡期であるだけに、外言も内言も混じえながら思考を進めていくのです。九歳になれば、完全に内言のみで思考活動を展開するようになります。概念を操作して、物事を理解する力もついてきているのです。ともすれば、言語の機能は、伝達といった外言の果たす役割に注意が払われがちです。

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