雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

教育

書く勉強の高い効果

投稿日:

書く仕事というものは、習った教材をいま一度想起し、それをノートの上に再現し、記憶した通りに視覚化していきます。手と目の協応作業のくり返しによって、大脳に確実に記銘されていきます。この仕事は、そんなに気楽ではありません。かなり時間もかかりますし、つらい仕事です。

書く勉強は、習ったことを確実に学力として定着させる最も効果的な手段です。書くことぬきでは、学力として身にはつきません。集中力も、耐忍性も要します。それだけに、必要な場合、いつでも再生できます。確かな学力は、書く勉強を通じてのみ、身についたものとなっていきます。

初めの頃だけは、側についていて、教科書の文章を読み上げてやらなければなりません。まず、原稿用紙を手渡し、できるだけていねいに、自分としては一番美しい字を書くようにと指示します。第一行の上から五字目に標題を記させます。そのあとは、こんな要領でやっていきます。

「二行目から本文を書きます。一番上の箱はあけなさい。それを段落といいます。これからもダンラクとよく言いますが、それは、次の行の一番上はあけろということなのです。いまから読み上げますから、その通り書いていきなさい」と、ゆっくり読み上げてやります。

かなづかいのまちがいがあれば

初めは、二字、つまり原稿用紙半枚でとめておきます。今度は、もう一度、同じ所を読み上げ、また書かせるのです。かぎや、句読点も言ってやります。教科書通りに表記が正しくできるよう、時間はかかりますが、ついていて書かせます漢字や、かなづかいのまちがいがあれば、そのつど注意します。

ていねいには指示しないで、ゆっくり読み上げるのです。句読点、かぎ、漢字、送りがな等を、こんどは、子ども自身が判断してつけていかなければならないのです。まちがった表記をしたら指摘してやります。子どもは再考して、正しく書き直すでしょう。わからなければ、教えてやればいいのです。

書く力をつける上で、家庭で最も容易に取り組める方法は、教科書の全文聴写です。聞き写しです。ノートにずらずら書かせるのは、あまり効果が上がりません。原稿用紙を渡して、それにきちんと写し書きをさせていくのです。

-教育

執筆者:

関連記事

no image

試験では多様な才能のごく一部しか見ていないといわれる

「問題を探す能力」が受験ではなおざりにされる。試験問題には、必ず答えがある。しかも、それらは、比較的単純できれいな形をしている。しかし、現実世界の問題には、答えがないものもある。 試験では、多様な才能 …

no image

生涯学習時代と社会教育

日本の社会では、実際に必要なことは社会に出てから学ぶことが多い。その意味で、もともと「生涯学習」の社会であった。ただ、これまでの企業内教育は、その企業に特有の知識を教える面が強かった。今後は、企業の外 …

no image

英語の単語や熟語をこじつけで覚えようという方法は無理がある

辞書のつぎに出ている言葉と取り違えたという、ウソのような話がある。単語帳どころではない。英語の単語や熟語をこじつけで覚えようという方法を提唱している本もある。kennelを「ケン(犬)がネル(寝る)と …

no image

勉強に集中できる環境は必ずしも静かな部屋とは限らない

ある人にとっては整然と片づけられたデスクが集中できる環境であっても、別な人にとってはそうとはかぎらない。むしろ、ゴチャゴチャとした場所のほうが集中できるという人だっている。たとえば、深夜誰もが寝静まり …

no image

五感を使うことで記憶力をアップすることができる

何かを覚えようとするとき、目で見ただけより、手で書くという作業も一緒にしたほうが、より記憶に残りやすい。小学校のときは、新しい漢字を書き取り帳に10回ずつ書く。大学受験でも、新しい英単語はチラシの裏な …