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教育

塾へ行っても成績が上がらない

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よく、親から塾へ行かすべきかどうかの相談を受けます、と語るある先生。私が担任している子以外の親からも、しばしば問われます。その場合、塾へ本人が行きたがっているかどうかということと、塾任せではなく、いかに塾を活用して、家庭学習の習慣をつけるかということを考えてもらっています。あわせて、それと同じ比重でもって、読書の習慣をつけることにうんと気を配ってもらうことを要請します。

塾は、子どもをいまよりは成績不振にはならないようにする効用はあります。塾へ行くと、ずんずんと成績が低下するといったようなことは、まずありません。歯止めにはなっています。しかし、週二回ぐらいの塾通いでは、とうてい成績の伸びは期待できません。

塾通いする子がぐんとふえるのは四年生からです。都市部では、三割近い子が塾へ行っています。週二回で、月謝は平均八円ほどです。しかし、塾へ行ったからとて、親が期待するほどには成績はよくなりません。塾の経営者も言っていました。「週二回ぐらい通って、一年間に成績を1レべル上げてくれるような、そんなすてきな塾があれば、私の子を通わせたい」と。

塾へ行きかけてから成績がうんと好転する子

塾へ行きかけてから、成績がうんと好転する子は五%ほどにしかすぎません。それらの子は、塾通いがきっかけとなって、塾へ行かない日でも、自分の家で一定時間、きっちり勉強するようになったからなのです。塾がいわば呼び水となったのです。塾任せでは、子どもの成績は決してよくはなりません。

また、子どもの言語能力の発達は、幼児期の飛躍的な伸びとくらべて、小学校の入学前後からは、外見上は、そんなに目立った変化はありません。日一日と成長しているといった実感は、あまりありません。ところが、言語能力は一日も休むことなく、とどまることなく発達しているのです。子どもの大脳の中で、内言の操作という見えない形で、着実に発達しているのです。その発達に教師は一定の効果的な作用を及ぼしています。

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