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人獣共通感染症インフルエンザの脅威

投稿日:2018年8月10日 更新日:

インフルエンザウイルスがヒトに感染するとき、感染はヘマグルチニン(HA)が宿主の細胞表面にあるシアル酸に結合することから始まります。

ヒトに感染するとき、インフルエンザウイルスが私たちの体の細胞と最初に結合するのはウイルスの表面に棘状に出ているヘマグルチニン(HA)分子です。

人と動物の両方に感染する感染症を人獣共通感染症といいます。人だけでなくさまざまな晴乳類や鳥類にも感染し、病気を起こすものを指します。

ウイルスの遺伝子であるウイルスRNAが8つの分節に分かれて存在します。

ウイルス粒子内に目を向けると、ウイルスRNAは裸で粒子内に存在するのではなく、RNA合成酵素(PB2、PB1、PA)、核タンパク(NP)と結合し、複合体を形成しています。

ブタでは、H1N1、H1N2、H3N2などの亜型が感染します。力モは発症しませんが、渡り鳥である力モは、すべてのノイラミニダーゼ(N1~9)、ヘマグルチニン(H1~16)のウイルスに感染します。

人ではH1N1、H3N2が流行します。それぞれの動物種は感染して病気を起こす亜型が決まっています。

インフルエンザウイルスの脅威

肉眼では見る子とができないインフルエンザウイルスですが、遺伝子の複製をして子孫ウイルスを作っていったり、細胞質内に放出された遺伝子は細胞の核内に運ばれて子孫ウイルスの部品となるタンパク質を作ったりします。

ウイルスがシアル酸に結合すると細胞内のエンドソームに取り込まれます。ウイルス内部の遺伝子を細胞質内に放出することで感染が成立します。

ヘマグルチニンが構造変化を起こしウイルスの膜と小胞の膜を融合させ、小胞内はイオンチャンネルによって酸性になります。

鳥から人に直接的に感染して重篤な病気を引き起こし、致死率が60%にも達することがあります。

人獣共通感染症として問題になるのが、インフルエンザのうち、高病原性鳥インフルエンザで、主にH5N1亜型によって引き起こされ、非常に恐れられています。

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